
POINT01美容外科について
「その人の鼻」になっても、「あなたの鼻」にはならない
SNSで見た憧れの顔。でも、それはあなたに合っていますか?
最近はSNS、特にXやInstagramで、日本や韓国のアイドルの写真が次々と流れてきます。「自分もこの目になりたい!この鼻になりたい!」と憧れる方が増えています。
でも実際に手術を受けてみると、「その人の鼻になったけど、付け鼻感が出ている。私の顔に合っていない。元に戻したい」という方が少なくありません。
人それぞれ、顔の構造は違う
皮膚の柔らかさ、厚さ、脂肪の量、筋肉の量、骨――。人それぞれ構造的な違いがあるため、顔全体を見て「その人に合うかどうか」の見極めが大切です。最初の美容外科手術ではそれに気づかない患者様が多いのですが、その理由はやはりSNSの普及が大きいと感じています。 「こうなりたい」というイメージを持つことはとても大切です。でも、アドバイスとしては「自分の上位互換」を探す方が良いでしょう。
私が最終的に辿り着いた答えは「ナチュラルな変化」
私も最初の頃は大きく変化させる手術を行っていました。しかし経験を重ねる中で、最終的に落ち着いたのが「ナチュラルな変化」です。 手術が成功すると、「もっと良くなるのでは」と錯覚してしまうことがあります。物足りなさを感じることもあるかもしれません。しかし、それはリスクを伴うことも併せて知っておかないといけません。
手術の成功と患者様の満足は、必ずしも一致しない
美容外科手術を希望される患者様の中には、一定数「自己肯定感が低い」方がいらっしゃいます。その中の一部には、「容姿を変えれば自己肯定感が上がる」と思っている方がいますが、実は手術を行っても満足されないケースがあります。美容形成を繰り返すスパイラルに陥ることもあります。身体醜形障害があればその傾向が顕著になるので、やはり術前の見極めは非常に重要なのです。 当院では、術前の執刀医からの詳細な説明と、術後の検診で心の変化をしっかり読み解くことを大切にしています。
顔の脂肪は、とても大切
もう一つお伝えしたいのは、「顔の脂肪はとても大切」ということ。痩せすぎはよくありませんし、吸引すると皮膚がたるむので顔の脂肪吸引もおすすめしません。自然な美しさは、バランスの中にあるのです。