美容施術後の傷跡をきれいに治すために。術後ケアで差がつく4つのポイント
「小鼻の付け根の赤みが気になる…」「鼻の施術のあと、いつまでも色が残ってるような…」
美容施術を受けた患者様から、こうした“術後の傷”についてのご相談は少なくありません。
実は、術後の傷跡は、手術のデザインや縫合の技術だけでなく、術後のケアによっても左右されます。
◆傷跡を甘く見ないで。3〜6カ月は“変化する時期”です
術後の傷は、数日で落ち着くと思われがちですが、実際には3〜6カ月ほどかけて“変化し続ける”ものです。
この時期の傷は「可塑性(かそせい)」という性質を持ち、まるで生き物のように、動きや刺激によって形が変わってしまいます。
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鼻や口まわり、関節などのよく動く部位は、特に要注意
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動かしすぎると、傷が太く盛り上がる(肥厚性瘢痕)・へこむ(陥凹性瘢痕)原因に
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小鼻など鼻尖部の皮脂腺が多い部位は、治りが遅く、傷が開きやすい傾向も
「傷は運動刺激を食べて太る」——これは、傷ケアの合言葉として覚えておきたいフレーズです。
◆傷跡ケアの基本は「清潔・保湿・安静・遮光」
美容施術後、以下のケアを意識することで、傷をきれいに治すサポートになります。
1. 清潔と湿潤を保つ
術後の創部では、「清潔に保つこと」と「湿潤環境を維持すること」の両方が非常に重要です。
とくに擦過傷ややけど、外科的な縫合創の場合、術後2週間程度は保湿によって湿潤環境を保つことが、自然な治癒を促すカギとなります。
ただし、2週間以上経っても傷がジュクジュクしている場合は、感染の可能性も。
このようなときは、やさしく洗浄して菌の量を減らすことが大切です。
2. 保湿を忘れずに
乾燥した創部は、治癒が遅れるだけでなく、傷跡が硬くなったり、色素沈着の原因になったりすることがあります。
ワセリンや専用の保湿剤、ジェルなどを使用し、傷まわりの適度な潤いを保ちましょう。
「湿潤=ジュクジュクしていること」ではなく、「乾燥させすぎず、皮膚が保護されている状態」が理想です。
3. テープ固定と安静がカギ
縫合部は非常にデリケートな状態です。
日常の動きによる刺激で、傷跡が太く盛り上がったり(肥厚性瘢痕)、へこんだり(陥凹性瘢痕)することがあります。
とくに口や鼻の周囲、関節などのよく動く部位では、テープ固定を行い、極力動かさないようにすることがポイントです。
テープは、創部の安定化と外部刺激の軽減に役立つため、数週間〜数カ月にわたり継続することが推奨されます。
4. 紫外線は厳禁
術後の肌は非常に敏感です。
紫外線を浴びることで、傷跡が赤黒く色素沈着して目立ってしまうことがあります。
術後しばらくは、日焼け止めの使用はもちろん、帽子やマスクなどの物理的な遮光も積極的に取り入れましょう。
とくに屋外での時間が長くなる方は注意が必要です。
◆傷を完全になくす方法はあるの?
「傷跡が残らない方法は?」「皮膚移植をすれば傷は消えるの?」
このような質問もよくいただきますが、皮膚移植をしても“縫い合わせた部分”は傷跡として残ります。
つまり、「完全に傷を消す」ことは現代の医療でも難しいのが現実です。
だからこそ大切なのは、「いかにきれいに目立たせずに治すか」。
そのためには、術後のケアがかかせません。
当院では、手術前から傷ケアの方針をしっかりお伝えし、術後も状態に応じたアフターケアを丁寧にご案内しています。
気になる部位やご不安があれば、いつでもご相談ください。
ヒルズ美容クリニック
この記事は丸山成一医師監修のもと作成しています。最新情報は当院までご確認ください。




















