小鼻縮小〜手術適応の見極めと傷跡の修正〜
今回は小鼻縮小(鼻翼縮小)術後の傷の修正について説明します。
その前に・・・一言!
小鼻縮小術は見極めが大事であり、
適応もないのに団子鼻だから縮小!
笑った時に広がるから縮小!などはNGです。
また、小鼻を両サイドから中央に押してみて、
正面からみて鼻孔が三角形にとがったり、人中が伸びたようにみえたり、
下からみて鼻孔が変形したら、そもそも適応がないです。
そして、
適応があれば小鼻の形態によって術式が異なるので注意が必要です。

張り出し型には外側法、
すそ野広がり型には内側法です。
特に外側法は傷跡が目立ちます。
理由は口を動かす(特に「イー」)と、縮小した方向と逆方向に力が加わります。
また切開の仕方によっては、引きつれなどで悩まれる場合もあります。
今回は、以前に別の病院で縮小を手術を受けて、
その傷跡を気にして来院された症例を供覧してみましょう!

外側法の術後です。
小鼻の溝に沿って切っているのか、
また運動刺激によるものか・・・
傷跡が目立ちます。


特に「う~~~」という口の動きをすると傷が引きつれています。
特に左の小鼻の付け根の傷跡と、それによる引きつれが気になり、
同じ病院で修正まで行ったということでした。
問題は3つあり、
①初回の手術で小鼻の溝にそって切開しています。
②2回目の修正手術で引きつれを十分に解除していない。
③術後固定を行っていない可能性があります
①に関しては、
そもそも「小鼻の溝に縫い跡がくると目立つ」という知識がなかったり、
また基本的な手技に誤りがあったことが考えられます。
また②に関しては、
修正の際にZ形成術などで引きつれを解除しておけば、
再度の引きつれを予防できた可能性があったと思われます。
最後の③に関しては、
傷は運動刺激によってどうにもで変化する(可塑性がある)ので、
その期間は傷の安静をはかる必要があります(テープ固定など)。
そこで今回は残っている引きつれを解除することと、
傷跡さらに目立たなくするようデザインし手術を行いました。

まずジグザグに切開し、引きつれを解除し、
更にA点をA’点に移動することで、小鼻が外側に膨らむことを予防しました。
それでは最後に手術後3ヶ月の状態を確認してみましょう。




傷は綺麗に修正できました。
また「う~~~」をしても引きつれていません。
そして両ほうれい線をまたぐようにして、
四六時中、約3ヶ月テープ固定を行ってもらいました。
小鼻縮小はまず手術適応かどうか、
また手術法の見極めや手術手技、
そして術後の傷の安静をはかれるか、
それらをクリアーすれば綺麗になる可能性が高くなります。
丸山成一
- 料金/リスク・副作用・合併症を表示
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標準料金
傷跡修正:顔面 1cm×¥88,000
他院修正料金 ¥11,000~220,000(難易度による)
他院相談料 紹介状あり¥3,300 紹介状なし¥5,500
リスク・副作用・合併症縫合による傷跡修正内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想定していた状態、結果、満足などと異なる可能性があります。
※掲載料金は目安です。症状や状態により異なる場合があります。
※Before & Afterの画像は参考で、効果や満足度には個人差があります。




















