腕のタトゥー治療②
今回は前回の続き・・・
腕のタトゥー治療の第2回目です。

前回までのお話は、上の写真のような左腕外側のタトゥーを取る場合、
デザインをよく考えて行うことと、
様々な方向に腕をつまんでみて、
一番緊張がかからないように縫う必要があると説明しました。
まずデザインですが、
縫い上がった傷が極力短くなるように、

タトゥーに沿った最小限度のデザインを行います。
これをそのまま縫うと、どうなるのか???
・・・を前回でお話ししましたね。。。
では・・・

青い方向に縫うのがいいのか?
それとも、赤い方向に縫うのがいいのか?
どちらがいいのでしょうか?
ポイントは無理しないこと!
つまり腕の皮膚をつまんでみて、一番皮膚の緊張が少ない方向に縫うべきです。

腕を曲げてもらったり、ねじってもらいながら、
患者様が一番楽な状態・・・
つまり緊張がほとんどかかっていない・・・
縫い上がりが赤い点線になるような方向で縫合することにしました。
さて、ここまで決まれば、
あとはデザインどおりにメスを入れ、
タトゥーを取り除いた後にできた皮膚の欠損、
つまり“生じた皮膚の凹凸(おうとつ)”に合わせ、
凹には凸、
凸には凹、
というように縫合していくと・・・

少し傷は長くなりましたが、
傷の両端に“犬の耳”のような変形はできていませんね。

施術前

施術直後(縫合)
今後、この傷がどのように変化していくのか・・・
またの機会にご説明いたします。
丸山成一
<<補足>>
私が京都の冨士森先生に教わったことを今でも実践していることがあります。
それは、
腕や足など、よく動かすようなところを施術する場合、
冨士森先生はよく、
「丸ちゃん!傷は直線距離をとろう・・・とするから!
拘縮(こうしゅく;ひきつれ)を起こしやすくなるんだよ!
気をつけなさいよ!」
・・・っておっしゃっていた。
つまり、運動刺激が過度に加わるようなところは、
拘縮(引きつれ)が生じやすいので、
極力ジグザグに縫い上がるようにしなさい!
要は、引きつれる力をジグザグに縫うことで分断する狙いがあるのです。
また、
「皮膚を無理矢理縫うのは決してよくない!
自然に、あるがままに縫うことが大事だ!」
・・・ともおっしゃっていた。
今回のタトゥー治療もその2つの要素を組み込んであります。
冨士森先生、、、
もう80歳近くになりますが、
まだまだ元気に京都でバリバリ頑張っておられます。
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標準料金
手術によるタトゥー(入れ墨・刺青)除去 体 1cm×¥55,000
※上記は目安です。金額はサイズにより異なるため各自お見積もりをお出しします。詳細はこちら。
リスク・副作用・合併症タトゥー切除術(単純縫縮)内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ可能性がある)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、テープかぶれ、自分が想定していた状態、結果、満足などと異なる可能性があります。
※掲載料金は目安です。症状や状態により異なる場合があります。
※Before & Afterの画像は参考で、効果や満足度には個人差があります。




















