エラ削り(下顎形成術)
- エラ(アゴの張り)が気になる
- 顔が四角く見える
- フェイスラインをすっきり整えたい
お一人おひとりとの対話を大切にするため、
完全予約制としております。ご予約の上お越しください。

オトガイ部の張り出し(咬合は正常)によって正面視では長い顔に、側方視ではアゴが前に突き出して見えます。この張り出しの範囲・方向・量には個人差があり、それによってオトガイの骨切り方法が異なります。特に側方視での美しいEラインは、オトガイ形成では重要なメルクマールになります。
なお咬合は最も大切な機能です。そのため咬合異常がある場合の骨切り(Le Fort I+SSRO; sagittal split ramus osteotomy)術は、口腔外科で行うことを勧めています。
オトガイ形成の手術風景

| オトガイ形成 | エラ削り | 頬骨縮小 | |
|---|---|---|---|
| 気になる部位 | 顎先 | エラ | 頬骨 |
| 主な目的 | 顎先の形・位置を整える | エラの張りを整える | 頬骨の張りを整える |
| 期待できる変化 | Eライン・横顔が整う | フェイスラインがシャープになる | 顔の横幅がすっきりする |
| 主な併用施術 | エラ削り・頬骨縮小 | 頬骨縮小・オトガイ形成 | エラ削り・オトガイ形成 |
| オトガイ骨切り(単純・水平) | 各¥1,100,000 |
|---|---|
| オトガイ形成術(水平中抜きプレート固定含む) | ¥1,320,000 |
| オトガイ形成術(T字抜きプレート固定含む) | ¥1,540,000 |
※麻酔管理料(全身麻酔)¥110,000が別途かかります。
| プレート除去代 | 自院 ¥220,000 |
|---|---|
| 他院 ¥330,000 |
※プレート除去は局所麻酔で行えますので、麻酔料金は不要です。

オトガイ部が正面視で少し角張っている、少し面長に見える場合に適応となります。 単純骨切りと水平骨切りの2つの方法がありますが、手術はすべて口腔内から行います。
オトガイ部が側面視でかなり突出している場合に適応となります。このような場合に、単純に骨切りを行うと切除骨が増えるので、状況によってはオトガイの裏側まで削りこんでしまいます。オトガイの裏には顎二腹筋や顎舌骨筋が付着し、アゴ下のたるみを防いでくれています。この筋群を切離・損傷すると、術後に二重顎になる可能性があります。そのためオトガイ部を水平に中抜きすることで、付着部を切離・損傷することなく安全に骨切りを行えるのです。手術はすべて口腔内から行います。
正面から見たときにオトガイ部の角張りがあって長い、側面視で突出しているような状態では、水平骨切りと垂直骨切りを組み合わせて行います。特に垂直骨切りを行う場合、オトガイ裏面まで剥離を行う必要があります。
オトガイの裏には顎二腹筋や顎舌骨筋が付着し、動きだけでなくアゴ下のたるみを防いでくれています。この筋群を切離・損傷すると、術後に二重顎になる可能性がありますので慎重に剥離する必要があります。手術はすべて口腔内から行います。
安心して回復期間を過ごしていただくため、術後の経過や日常生活の注意点をご紹介します。
術後の経過・ダウンタイムには個人差があるため、下記は目安です。
| 施術時間 | 約3~4時間(麻酔含む) |
|---|---|
| 術中の痛み | 全身麻酔のため痛みはありません。 |
| 術後の痛み | 腫れが治まるまで痛みがあります。痛み止め・抗生剤を処方します。 |
| 腫れ・内出血 | 大きな腫れ・内出血は1~2週間程度(長い方は約1か月) |
| 完成の目安 | 約6カ月 |
| 傷跡 | 口腔内切開のため顔に傷跡は残りません。 |
| シャワー | 翌日から可能(医師の指示に従ってください) |
| 入浴 | 医師の許可があるまでお控えください。 |
| 食事 | 術後1週間は硬い食べ物、刺激物を控えてください。 流動食またはやわらかい食事がおすすめです。 |
| 喫煙 | 術前後は禁煙を推奨しています。腫れが落ち着くまでお控えください。 |
| 運動 | ウォーキングなどの軽い運動は術後2~3日後から可能です。 激しい運動は医師の許可があるまでお控えください。 |
エラ削り・オトガイ形成・頬骨縮小を組み合わせる場合は、腫れやダウンタイムが長くなることがあります。術後の経過には個人差があります。詳しくは診察時にご説明いたします。
手術を安全に行うために頭部規格X線写真、CT(3DCT)を撮影します。
※すでに他院で撮影したX線写真やCTを撮影した方、ご自宅近くの病院等で撮影できる方は、撮影画像の持ち込みも可能です。CDやDVDは形式などにより当院で見られない場合があるため、印刷された形でお持ち込みいただくようお願いいたします。
オトガイ形成術(オトガイ骨切り)は、美容外科の中では大きな手術になるため、全身麻酔を使用します。患者様に安全に麻酔を受けていただくため全身麻酔管理(施術中、施術後の痛みの管理なども含む)となります。麻酔についての詳細は『美容外科の麻酔』をご覧ください。→『美容外科の麻酔』
A. はい。オトガイ形成術は、顎先を短くするだけでなく、骨切りした顎先を前後に移動することもできる手術です。
顎先が長い場合は、骨を水平に切除して長さを短くします。顎先が前に出ている場合は後方へ、後退している場合は前方へ移動させ、横顔やEラインを含めた顔全体のバランスを整えます。
ただし、移動できる方向や範囲は、骨の形や厚み、神経の位置、噛み合わせなどによって異なります。噛み合わせに問題がある場合は、オトガイ形成術ではなく、口腔外科での治療が必要になることがあります。
A. オトガイ形成術は主に顎先の形や位置を整える手術であり、歯並びや噛み合わせそのものを治療する手術ではありません。
歯科矯正は、主に歯を移動させて歯並びや噛み合わせを整える治療です。顎変形症の手術は、上顎骨や下顎骨全体を移動させ、骨格と噛み合わせを改善することを目的とします。
一方、オトガイ形成術は、噛み合わせが正常な方を対象に、顎先の長さ、幅、突出、後退などを整える治療です。
噛み合わせに異常がある場合や、下顎骨全体の位置に問題がある場合は、オトガイ形成術だけでなく、口腔外科や矯正歯科での診断・治療が必要です。
A. 顎先の長さを主に短くしたい場合は水平骨切り、長さと横幅の両方を整えたい場合はT字骨切りが主に検討されます。
水平骨切りは、顎先の骨を水平方向に切除し、縦の長さを短くする方法です。少し面長に見える場合や、顎先の縦方向の長さが気になる場合に検討されます。
T字骨切りは、水平方向の骨切りに縦方向の骨切りを組み合わせることで、顎先の長さだけでなく横幅も整える方法です。
適した術式は、正面と横顔の見え方、顎先の幅や突出、左右差、神経の位置などを確認して判断します。
A. 問題がなければ、チタンプレートを必ず除去する必要はありません。
骨切りした顎先を移動・固定する場合は、症例によってチタンプレートを使用します。術後に感染や露出などの問題がなければ、そのまま残すことが可能です。
プレートの除去を希望する場合は、骨の状態が落ち着く術後約6カ月以降を目安に、局所麻酔で行います。ただし、感染が生じた場合は、速やかに除去する必要があります。
A. 骨を小さくする量や軟部組織の状態によっては、顎下のたるみや二重顎が気になる可能性があります。
顎先の骨を小さくすると、皮膚や皮下組織を支えていた土台も小さくなるため、余った皮膚がたるんで見えることがあります。
また、顎先の裏側には顎二腹筋や顎舌骨筋などが付着しています。これらの筋肉への影響によって、まれに顎下のたるみが生じる可能性があります。
術後すぐは腫れやむくみがあるため、たるみの状態を正確に判断できません。腫れが落ち着いたあともたるみが気になる場合は、診察のうえでフェイスリフトやネックリフトなどを検討することがあります。
A. 術後に、下唇や顎先の感覚が鈍くなったり、しびれを感じたりすることがあります。
顎先の左右には、下唇や顎の感覚に関係するオトガイ神経が通っています。手術では神経の位置に注意して骨切りを行いますが、神経周囲の腫れや手術操作の影響により、一時的な知覚鈍麻やしびれが生じる可能性があります。
改善までの期間には個人差があり、まれに症状が長く残る可能性もあります。骨切りの範囲や神経との位置関係については、術前の画像検査をもとに確認します。
A.痛みは術後数日がピークで、大きな腫れは1〜2週間、長い方で1カ月ほど続きます。
自然な輪郭になるまでは数カ月かけて徐々に変化し、最終的な完成の目安は半年程度です。
術後は痛みと腫れが生じるもので、特に術後数日〜1週間程度は腫れが強く出ることがあります。痛みが強く出やすい期間は痛み止めのお薬を内服していただきます(内服期間の目安は最低1週間です)。また、むくみ感なども含めて徐々に自然な輪郭へと落ち着いていきます。
A. 術後は内出血や赤みが生じることがあります。
個人差はありますが、フェイスラインや顎下にかけて、黄色〜紫色の内出血が出る場合があります。
多くは時間の経過とともに落ち着いていきますが、改善までの期間には個人差があります。
A. 術後しばらくは、刺激物や硬い食べ物を避けていただきます。
また、術後は一時的に口が開けづらくなる(開口障害)ことがあり、咀嚼がしづらい場合があります。
そのため、術後しばらくはおかゆやスープ、ゼリーなどの柔らかい食事や流動食をおすすめしています。
A. 同時施術は可能です。
お顔全体のバランスを考慮しながら、骨格に合わせて同時に施術を行うことができます。組み合わせる施術内容によって、腫れやダウンタイム、手術時間などが異なるため、診察時にご希望や適応を確認しながらご提案いたします。
オトガイ形成術を行う場合、症例によってチタンプレートで固定します。日本頭蓋顎顔面外科学会ホームページの『顔面外傷診療ガイドライン』にも記載されていますが、骨固定後のプレート除去(抜釘)は必須ではありません。プレート除去(抜釘)を希望される場合は、術後約6カ月以降に局所麻酔で行います。ただし感染が生じた場合は、速やかなプレート除去(抜釘)が必要です。
オトガイ形成術後は中の土台(骨)が小さくなるので、皮膚が余って、たるみが生じることがあります。また、まれにオトガイの裏に付着する顎二腹筋や顎舌骨筋の切離によって、術後に二重顎(アゴ下のたるみ)になる可能性があります。そのためフェイスリフトやネックリフトが必要になる場合があるでしょう。 通常、フェイスリフトやネックリフトは加齢とともに皮膚が垂れ下がってきた状態に対して行う手術で、耳の前〜後ろ、首のうなじ部分を切開してSMASという表情筋の筋膜を引き上げ余った皮膚を切除します。骨切り後は、土台が小さくなった分や、アゴ下のたるみが生じた分だけ、皮膚の面積も同時に小さくする必要があるわけです。骨切りによって皮膚が垂れ下がると、実年齢よりも老けて見えるため、耳の前に傷はできますが、20代と若い年齢でフェイスリフトやネックリフトを受ける患者さんもいらっしゃいます。
なお骨切りと同時にフェイスリフトやネックリフトは行いません。理由は、術後の腫れによって切除したい皮膚の量がわからないからです。フェイスリフトやネックリフトを希望する場合は、腫れが完全に落ち着くまで待ち、骨切り術の6カ月以降に行ったほうがよいでしょう。
◆フェイスリフトSMAS法の詳細はこちら→『フェイスリフトSMAS法』
◆ネックリフトの詳細はこちら→『ネックリフト』
内出血、術中出血、血腫、疼痛、腫脹、たるみ、口唇・下顎の知覚鈍麻・痺れ・麻痺、下顎の形態不全(左右差・凹凸・笑った時顎の変形など)、感染(MRSAなど)、開口障害、口腔内切開部の瘢痕拘縮、「アゴが小さくなりすぎた、変化が乏しい」など自分が想定していた状態、結果、満足などと異なる可能性があります。以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。
※掲載料金は目安です。症状や状態により異なる場合があります。
※Before & Afterの画像は参考で、効果や満足度には個人差があります。
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