火傷による傷跡

火傷による傷跡とは? ABOUT

人間は深い火傷(真皮組織にまでおよぶ火傷)をすると、その跡は肉芽組織に置き換わって傷跡になります。火傷には一般的な火傷だけでなく、酸やアルカリによる科学的な火傷もあります。初期治療を誤ると傷跡になるので、適切な処置が必要です。

I度熱傷

表皮(角質層)のみの損傷

II度熱傷

真皮に及ぶ損傷(浅or深)

III度熱傷

表皮と真皮全層の損傷
I度熱傷: 表皮(角質層)のみの損傷

日焼けなどの炎症で、軽い熱感・疼痛を伴います。皮膚に赤みが出る程度で、傷跡にはなりません。数日のうちに落ち着きます。

II度熱傷: 真皮に及ぶ損傷(浅or深)

II度は水疱ができるレベルの『浅い』熱傷です。水疱をむやみやたらに潰さず、適切に処置すれば傷跡にはなりません。しかし、II度の『深い』熱傷の場合、治癒するまでに3~4週間かかるため傷跡になりやすく、ひどい場合は引きつれを伴います。

III度熱傷: 表皮と真皮全層の損傷

皮膚が壊死している状態です。皮膚を移植するなど、組織移植が必要になります。瘢痕やケロイドの傷跡になります。

【症例01】
根性焼きの傷跡(左前腕熱傷後瘢痕)の修正
CASE01

Before
After
2年2カ月後
この症例の経過
Before
Before(シミュレーション)
Before
1カ月後
2年2カ月後
左前腕に10代の時に行った“根性焼き”の傷跡(直径1cm以上の円形の瘢痕が4ヵ所)を認めます。社会生活を営む上で消す必要性を感じ、治療を希望した症例です。治療の目的は、根性焼きの跡のように見えなくすることです。このような場合、シミュレーションで縫合できるか確認(※)したうえで、デザインします。

※無理に縫合すると腕が強く圧迫され、神経が麻痺するコンパートメント症候群を引き起こします。そのような場合は植皮術が有効です。
料金/リスク・副作用・合併症を表示
標準料金

傷跡修正:体 1cm×¥55,000

リスク・副作用・合併症
縫合による傷跡修正

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想定していた状態、結果、満足などと異なる可能性があります。

※掲載料金は目安です。症状や状態により異なる場合があります。
※Before & Afterの画像は参考で、効果や満足度には個人差があります。

【症例02】
根性焼きの傷跡(左前腕熱傷後瘢痕)の修正:別の傷跡に変える
CASE02

Before
After
この症例の経過
Before
Before (デザイン)
1カ月後
10.5カ月後
6年10.5カ月後
症例解説
右前腕に10代の時に行った“根性焼き”の傷跡(直径1cm以上の円形の瘢痕が4カ所)を認めます。社会生活を営む上で消す必要性を感じ治療を希望した症例です。
今回の症例では、テープ固定とトラニラスト内服を行いました。1カ月後の経過では手術跡が残っていますが、10.5カ月後の経過では少し赤味は残っているものの、引きつれなどは起きていません。6年10.5カ月後の経過では、赤味もほとんど無くなって白いジグザクの線の傷跡になり、根性焼きの傷跡に見えなくなりました。
料金/リスク・副作用・合併症を表示
標準料金

傷跡修正:体 1cm×¥55,000

リスク・副作用・合併症
縫合による傷跡修正

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想定していた状態、結果、満足などと異なる可能性があります。

※掲載料金は目安です。症状や状態により異なる場合があります。
※Before & Afterの画像は参考で、効果や満足度には個人差があります。

【症例03】
根性焼きの傷跡(右手の甲熱傷後瘢痕)の修正:植皮術
CASE03

Before
After
(2年1カ月後)
この症例の経過
術前:デザイン
6カ月後
2年1カ月後
術前:デザイン
11日後
1カ月後
2カ月後
6カ月後
2年1カ月後
症例解説
手の甲に根性焼き(熱傷後瘢痕)の跡が残っている症例です。頭皮を採取し、植皮術による傷跡修正を行いました。術後6カ月の経過ではまだ赤みがみられます。2年1カ月の経過では赤みは落ち着き、根性焼きの跡は見えなくなっています。
頭皮を採取した部分は時間の経過とともに髪の毛が生え揃い、傷跡も髪の毛に隠れて目立たなくなります。
料金/リスク・副作用・合併症を表示
標準料金

傷跡修正:体 1cm×¥55,000

植皮術(頭皮)6cm以上 ¥330,000

リスク・副作用・合併症
縫合による傷跡修正

内出血、腫脹、感染(MRSAなど)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想定していた状態、結果、満足などと異なる可能性があります。

植皮術

色素沈着、感染(MRSAなど)、生着不良、壊死、二次収縮、瘢痕形成(植皮部の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、修正前より目立つ、創傷被覆材(植皮片の収縮予防のため)のかぶれ、自分が想定していた状態、結果、満足などと異なる可能性があります。また採皮部が頭皮の場合、毛根の損傷、脱毛、採皮部が頭皮以外の場合、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、テープかぶれなどが考えられます。

※掲載料金は目安です。症状や状態により異なる場合があります。
※Before & Afterの画像は参考で、効果や満足度には個人差があります。

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