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院長のツイートまとめ

◆ 目・二重まぶたに関するツイート

  • #二重まぶた埋没法

    埋没法の抜糸時の衝撃で組織がつぶれる(挫滅)と、瘢痕化する。愛護的に操作し、つぶさないことがポイント。埋没法は挙筋法と瞼板法があるが、糸のかけ方を複雑にするほど、気に入らなかった時に簡単に取れない。「埋没法は取れるからしっかり」ではなく、単純化したほうがよい。

  • #二重まぶた全切開法

    切開式重瞼後に切開線から睫毛にかけて膨らむ通称“ハム目”。DT中は起こりえるが、半年以上経過して食い込みが強いなら、内部の組織欠損(取られすぎ)が考えられ、私なら再手術。重瞼術後DT中は、ラインの形、幅、傷、左右差など気になるが、早期再手術は上手くいかないことが多い。
  • #目頭切開術

    目頭切開は形態変形、傷が目立つこともあるので慎重に検討を。目の形態だけで手術に踏み切るのはNG、小鼻とのバランスなど黄金比を考えて行うべき。そうしないと手術をしても目が寄りすぎる、小鼻の広がりが目立つことも。その修正は難しく、微妙な変化だけを望む場合はおすすめしない。
  • #目頭切開術

    目頭の修正はかなり難しい。皮膚が薄い・余裕がない、常に運動刺激にさらされる。特に皮膚が薄いと、植皮も同様だが拘縮・二次収縮しやすい。初回手術で組織が切り取られていれば難易度は上がる。私は目頭切開には慎重になるし、あまりすすめない。最初はよくても形が変化するからだ。
  • #目の下のクマ #目の下の膨らみ

    Q;目の下に膨らみがあり、クマのように見える場合は何がよい?

    A;経結膜下脱脂(皮膚のたるみがある場合は除皺術)が基本で、ハムラ法もあり。手術に抵抗があるなら高周波かレーザー系(過剰な期待はしない)。ちなみに私はこの症状にPRP、FGF、脂肪注入、ヒアルロン酸注入などは行わない。

  • #目頭切開術

    Q;目頭切開、後戻りする?

    A;どのような術式であれ、まず目頭切開の適応があるかないか(蒙古ヒダの有無)の見極めが大切。眼輪筋があるとはいえ、この部分の皮膚は薄く、手術の数カ月後に丸くなる、凹む、盛り上がるなど、さまざまな合併症が起こりやすい。もちろん後戻りも同様。

  • #二重まぶた

    Q;二重のラインに左右差があっても目はきれいに見える?

    A;たとえば右目がアウトライン、左目はインラインでも、瞼縁がきれいなアーチを描き、瞼縁の黒目にかかる面積が少なければ目は美しく見える。私がラインよりも、瞼縁のアーチと黒目を重視するのはこれが理由。

  • #二重まぶた

    ◆私が考えるきれいな目
    ★瞼縁がきれいなアーチを描いている
    *三角目、ワニ目はNG
    ★正面視で黒目にかぶさっている上まぶたの面積が少ない
    *カラコンが流行る理由はこれ
    なお二重のラインは睫毛~眉毛距離、目頭の形、皮膚の厚さなど条件によって異なり、追求しすぎるとおかしくなる。

  • #腫れぼったい目 #目の上の脂肪

    Q;腫れぼったい目やラインに皮膚がかぶさる。

    A;眼窩上縁(眉骨)の突出、睫毛~眉毛間が短い、皮膚が分厚いなどがあれば改善は難しい。眼瞼下垂がなければ眉毛下切開にROOF除去を選択します。
    *写真撮影時、顎を引くと目つきが悪くなるので、少し顎を上げるとよい。

  • #目尻切開

    目を大きくするため目尻切開を希望する人は多いが、目尻を少し引っ張って少しでも赤い結膜が見えるならやめた方がよい。術後結膜が余計に露出する。また目を閉じると内側(目頭方向)に引っ張られるため、後戻りしやすい。目尻の手術はトラブルが多いので注意が必要だ。

  • #二重まぶた埋没法

    【二重の術後NGリスト】
    鏡に向かって薄目を開け、片眼ずつ重瞼ラインを確認すると、眼輪筋が収縮して糸が緩む、切れる、外れる。確認したい気持ちはよくわかるが、ダウンタイム期間は大切な時期。自撮り、お化粧、コンタクト、ネット検索も極力控えよう。

  • #眼瞼下垂

    カウンセリングをしていて思うのは、眼瞼下垂だと自己診断している方が意外に多いこと。眼瞼下垂でもないのに、眼瞼下垂の手術を行えば過矯正になる可能性がある。医師が正確な診断をしていればよいが、普通にOPしている医師も散見されるので、注意が必要。

  • #二重まぶた埋没法 #アイプチ

    Q;アイプチは二重の手術を行うならマイナス?

    A;長期アイプチ使用者に埋没法を行うと皮膚が肥厚し、出血しやすい。これはアイプチによって炎症を繰り返しているから。アイプチ使用者は腫れやすい傾向があり、皮膚が厚いのでラインが出にくい。最低でも埋没2週間前にはやめるべき。

  • #二重まぶた埋没法

    眼瞼痙攣を伴う二重の手術は難しい。修正のスパイラルに陥る可能性があるため、執刀を断る医師もいる。すでに手術回数が多くADMも行っている場合、今後はできるだけ整容面で形態を整えることを着地点にするとよい。そもそも眼瞼の挙上は二つの筋が異なる神経で行われているので難しい。

  • #二重まぶた埋没法

    Q;1週間前に埋没をしたのですが、糸が緩む原因には何がありますか?

    A;早期からのお化粧、触る・こする、片目を閉じて、鏡で何度も術後の顔を確認する行為。

  • #二重まぶた埋没法

    Q;埋没をしたら左右差が気になり、目つきが改善されていません。修正方法を教えて。

    A;埋没を行ってから下垂(医原性)であれば、糸を外す。下垂があるので切開し、腱膜固定をする。切らない眼瞼下垂などは推奨しない。

  • #目の下の脂肪

    Q;目の下の脂肪(眼窩脂肪)でかなり悩んでいます。手術は怖いので、脂肪溶解注射ではダメですか?

    A;何度もつぶやいていますが、脂肪溶解注射に関しては懐疑的。手術も適応があり、適切に治療すれば問題ないと思う。手術は誰でも怖い。よく検討しよう。

  • #成長因子注入

    【目の下への脂肪移植やFGF・VGFなど成長因子注入について】

    私はハムラ法(有茎脂肪再置換)で対応する。脂肪は血管付きであれば吸収されないが、自分の脂肪は吸引を含め、一度切り離せば異物として認識され数十%は吸収される。ここに再生因子を加えるのは余りにもリスクが高い。

  • #眉毛下切開

    【眉毛下切開の適応;傷が目立つので慎重に】
    上まぶたを真横から見て、眉毛から睫毛まで垂直もしくは前方に出ていれば可。しかし後方に“くの字”(奥目・サンケンアイ)だと効果は乏しい。それは“くの字”のボトムで引き上げ力が半減するから。垂直に近いほど最短距離をとれるので結果はよい。

  • #目頭切開

    目頭切開は適応を慎重に見極めないとダメ。内眼角距離が長く、ヒダがあり、鼻根部が平らな場合がよい適応、それ以外はおすすめしない。傷は目立つし目が寄るからだ。特に鼻根部がそこそこ高くて目頭を希望する方は、埋没法や切開法で目を縦に大きくすると、バランスが取れきれいになる場合が多い。

  • #目頭切開

    【目頭切開で後悔しないため自分でプレチェック】
    ①右目:両内眼角距離:左目=1:1:1で真ん中が1以下は×
    ②両目頭から下ろした垂線の中に両小鼻が入らない場合は▲
    *① ②はバランスが悪くなる
    ③ 蒙古ヒダがあれば◯
    *◎がない理由は傷が目立つ、凹みができる可能性があるから。

  • #目頭切開

    【目頭切開修正のアドバイス】
    目頭は皮膚が薄いため、植皮と同じと考えている。術直後は皮膚が収縮しやすく形態が変化(陥凹・引きつれ・下眼瞼の予定外線など)する。待てるなら、修正は皮膚がやわらかくなってからがよい。すぐ修正(蒙古襞形成)は火に油。徹底した保湿で皮膚をやわらかくしよう。

  • #二重まぶた全切開法

    二重全切開のOPは奥が深い。「伏し目がちにした時に切開線が凹まないようにして、外れにくくして欲しい」という希望があるとする。これは挙筋腱膜あるいは眼窩隔膜でどう引き込みをつくるか。どのような力加減で作成するかがポイントになる。それらを数カ所しっかり固定すれば外れにくいが。

  • #眼瞼下垂

    “テキトーに眼瞼下垂”と診断されている患者さんが散見される。せめてMRDや瞼裂高は測定しないと。「あっ!あなた眼瞼下垂ね。ではこれだけ料金がアップします」…なんて言われていませんか? 実は眼瞼下垂でなかったのにも関わらず、眼瞼下垂の手術をされている場合があることに驚く。

  • #二重まぶた埋没法

    Q;埋没をしたら左右差が気になる、目つきが改善されていません。修正方法を教えて。

    A;医原性(埋没を行ってから下垂)のものであれば、糸を外す。下垂があるので切開し、腱膜固定をする。切らない眼瞼下垂などは推奨しない。

  • #腫れぼったい目 #二重まぶた埋没法

    【腫れぼったい目の埋没法について】
    分厚い布団を折りたたむのと、薄い布団を折りたたむのでは、後者のほうがやりやすい。同様に皮膚や脂肪が分厚く、瞼縁(まつ毛)と眉毛の間が狭ければ埋没法も非常に難しい。素材を生かしつつ、きれいにしていくしかない。

  • #腫れぼったい目 #二重まぶた埋没法

    【ハムラ法について】
    脂肪は有茎(切り離していない)であれば血流が確保されるので、異物ではない。表からのハムラはやるが、意外に適応のない方も多いため、診察しての判断になる。

  • #腫れぼったい目 #二重まぶた埋没法

    Q;眼瞼下垂について、保険適応してくれる医院と美容外科とでは、仕上がりに違いはある?
    A;仕上がりの差は医師の技術の問題。ちなみに私は形成外科と美容外科の専門医ですから、両方のエッセンスをブレンドして自費で手術を行っている。

  • #二重まぶた埋没法

    【挙筋法について】
    自然な二重まぶたは上眼瞼挙筋の末端組織(挙筋腱膜)の一部が皮膚に向かって付着している。上まぶたを引き上げると、上眼瞼挙筋が収縮し、この挙筋腱膜の一部も引っ張られて二重ができる。挙筋法は本来の解剖学的な状態と近い。

  • #二重まぶた埋没法

    【埋没法の術式について】
    クリニックによっていろいろな術式名がついているが、結局、留め方の主流は挙筋法か瞼板法。

  • #目の上の凹み

    【目の上の凹みについて】
    目の上への注入は危ないので、私は行わない。それでタッキングを行っている。ベストは切開して、挙筋腱膜の前転。切開に抵抗がある方は、これでもかなりよくなる。

  • #二重まぶた埋没法

    Q;二重手術の抜糸後に軽く運動してもいいですか?
    A;大丈夫ですよ!普通が一番。運動を抑制したからといって、この時期のダウンタイムにはあまり関係なし。むしろいい汗をかいてストレス発散がいいかも。二重の安静は抜糸まで。ただし保湿は大事。

  • #目の整形

    【目の整形を考えている方にはオススメしたいこと】
    整形してから眼鏡をかけると、周囲の目は「いつもと違う」そこに集中する。つまり気づかれる可能性が高まるので、眼鏡は手術前からかけておくとよい。

  • #二重まぶた埋没法

    Q;埋没が気に入らず、1カ月で抜糸。再度挙筋法を行うと眼瞼下垂になる?
    A;可能性として、医原性の眼瞼下垂は起こりえるが……。二重の幅はこだわりすぎると、何度もやり直すことになる。DT中にラインは下がるので完成は1~2カ月後。次回はゆっくり待とう。

  • #二重まぶた全切開法

    切開法で修正依頼が多いのは、傷跡、ラインの不整、左右差などだ。切開法は埋没法よりも見極めが大事。横からみて凹んだ目には切開線を高くしてもいけないし、皮膚も極力取ってはいけない。逆に凸の目は瞼縁と眉毛との距離を考え、脂肪(ルーフや眼窩脂肪)や皮膚を取ることも検討しないといけない。

  • #二重まぶた埋没法

    先日患者さんからこんな質問があった。「妹が埋没を考えています。数千円から~数十万(30万)の価格幅があるのですが、高いほうがいいのですか?」 数千円もどうかと思うが、さすがに埋没法に30万(?)はやりすぎ。埋没法は松竹梅ではありません。

  • #目の上の凹み #注入物

    目の凹みに対し自分の脂肪を注入する、移植する、あるいは希望する方がいるけど私はやらない。脂肪はいくら自分のものとはいえ取り出したら異物。後に石灰化を起こす、吸収して形態が崩れる可能性がある。私は挙筋を埋没法で前転させるか、切開して挙筋腱膜を下方に引き下げ凹みを修正する。

  • #眉毛下切開

    眉毛下切開の傷は目立ちます。そのことをよく考えて切りましょう。私はファーストチョイスが重瞼ラインでの切開、セカンドチョイスに眉毛下切開です。セカンドチョイスする前に、必ず傷が目立つ可能性があることを患者さんに伝えます。

  • #二重まぶた埋没法

    私が埋没法を行う場合に注意していること。①まぶたの裏側の麻酔(極細の針を使うが、血管網に針を刺さない)、②糸の縫合(決して強く結びすぎない)、③徹底した術前・術後のクーリングだ。特に①で血管をつくと、まず腫れる。

  • #二重まぶた全切開法

    全切開についての考察ブログです。
    「全切開~あらゆる角度からみて 綺麗な目の形成は可能か?~」https://ameblo.jp/hills-beauty/entry-12595225967.html

  • 【二重全切開後の化粧・コンタクト開始時期など】 二重全切開前から眼鏡でカムフラージュ 、抜糸後は保湿クリーム。 化粧は傷によくないだけでなく、メイクを落とす時にこするため、中の糸が切れる心配が。最低2週間、1カ月あけるのが望ましい。 コンタクトはできれば1カ月はしないほうがよい。
  • ◆挙筋法(埋没法)の重瞼ラインの時間的変化について解説しています。『挙筋法(埋没法)~術後のラインはどのように変化するのか~』https://ameblo.jp/hills-beauty/entry-11638183983.html
  • #目の上の凹み #サンケンアイ

    ◆サンケンアイには、ついついヒアルロン酸や脂肪など注入物を選択しがちになるが、私なら挙筋腱膜を前転する。

  • #目の上の凹み

    目の上が凹んでいるからといって、脂肪やヒアルロン酸を安易に注入してはいけません。その行為が逆に、腫れぼったい目を作ってしまう場合もあります。http://amba.to/SHBwaO

  • #二重まぶた全切開法

    ケガの傷と、瞼をメスで切開する傷は異なります。切開線は重瞼ラインになりますが、閉瞼時に凹みができていては、きれいではありません。切開はダウンタイムが長いため、不安や心配があるならまず埋没です。

  • #二重まぶた埋没法

    「鼻は皮膚が厚いと形が出にくく、難しい」が、二重の手術で一番難しいのは瞼縁と眉毛の距離が狭く、皮膚が厚い場合。埋没にしろ切開にしろ、重瞼ラインがきれいなアーチを描きにくい。では眉下がよいかというとそうでもない。カウンセリングでどこに落とし所をもっていくかも大切。

  • #眼瞼下垂

    Q;眼瞼下垂の再手術を受けて2週間前に抜糸。片目中央の食い込みが強く、皮膚が被さっています。再々手術しかない?

    A; まだ早い。不安が増すので必要以上に鏡を見ない、ネット検索をしない、自撮りをしない。この時期の修正は火に油を注ぐだけ。次の手術まで最低半年は待つべき。

  • #二重まぶた埋没法

    埋没であれ切開であれ、二重手術を行うなら、最低でも2週間前にはアイプチを外しましょう。「それは無理」と言いたい気持ちはとてもわかります。でもラインが出にくい場合もありますからね。少なくとも私はそう指導しています。

  • #二重まぶた埋没法

    Q;目頭切開と下まつ毛の内反(切開)手術を受け、抜糸は10日後の予定。抜糸時期が遅過ぎると縫合跡が百足の足のようになると聞きました。

    A;私は5~7日で抜糸します。目頭の傷跡が目立つのは不適当なデザイン、組織を雑に扱う、雑な止血操作、その後の可塑性(約6カ月)です。

  • #二重まぶた埋没法

    Q;目の手術でハム目に。修正予定ですが、眼瞼下垂を勧められます。目を見開くと眉毛の高さが違います。

    A;医原性の眼瞼下垂では?糸の除去、通常の腱膜固定で術中に左右差の様子を見て行えばよいかと。下垂の判断はMRDや瞼裂高などを実際に測って判定。測らず「あなた下垂ね」はダメ。

  • #二重まぶた埋没法

    重瞼術を行った後のDT中はつらい。ラインのくい込みを心配する方がとても多いが、通常1~2週間でおさまる。それは術中の腫れがおさまるから。しかし強く結び過ぎる、ラインの設定位置が高い、もともと皮膚や脂肪が厚い状態で無理に埋没を行った場合など、改善しないこともある。

  • #眼瞼下垂 #他院修正

    Q;眼瞼下垂二重切開をしたのですが、目頭から目尻にかけて切開線がくっきり。修正できますか?

    A;皮膚の切除量や眼輪筋切除の有無にもよります。私なら、可能であれば傷よりも睫毛側に切開線を設定、現在の傷まで切り取るデザインで行います。また挙筋腱膜を確認すると思います。

  • #二重まぶた埋没法

    【埋没法】には挙筋法と瞼板法があるが、私は原則挙筋法で行う。理由はもともと挙筋腱膜の一部が皮膚に伸びていて、目を開ける時にそれが持ち上げられ、重瞼ラインができる。つまり埋没糸は腱膜の一部の役割を果たすので、より解剖学的に正常構造に近くなるからだ。

  • #目頭切開 #傷跡

    Q;目頭切開の片傷跡が蒙古襞に隠れ、こすれるせいかケロイドのようになっています。傷跡が治るまでテープ等で傷を固定すべきでしょうか?

    A;基本的に顔面にケロイドはできません。拘縮を伴う肥厚性瘢痕では?テープは固定法やベクトルなどが難しいと思います。こするのはダメ。

  • #目の上の凹み #サンケンアイ

    Q;左目が開ききらない、夜になると目のくぼみで二重が三重になるのが悩み。左右差は気にしていませんが、どのような施術がよいでしょうか?

    A;サンケンアイだと思われます。まず検査を。おそらく軽度の下垂だと思いますが、私なら下垂に準じたオペします。腱膜再固定かな。

  • #目の上の凹み #サンケンアイ

    Q;恐らくサンケンアイで、新しくできた三重幅で固定されています。手術をしても後戻りが多いと聞きました。後戻りが起こる確率は? ある程度の年を重ねてから行ったほうが効率的ですか?

    A;適切に行えば問題ないと思います。確率はわかりません。老化も加わるからです。

  • #二重まぶた全切開法

    全切開の術後の不安について。術前にその変化を症例写真で見せて説明し、頭で理解していても、いざ自分がやるとなるとやっぱり不安になるもの。術後数週間はできるだけ目の安静を心がけよう。見る回数、コンタクト装着、お化粧なども気をつけよう。

  • #目の手術

    【目の手術;できるだけばれないようにするには】
    目の手術前から眼鏡をかけて何食わぬ顔をしておく。つまりもともと眼鏡をかけていたことにしておくわけだ。術後に突然眼鏡をかけると、「どうしたの?」と目もとに注意が向く。*コンタクト使用は術後最低2週間以降で、ベストは1カ月。

  • #二重まぶたのデザイン

    目頭の形態は左右異なる。それは角度や蒙古襞が微妙に異なるから。目頭は重瞼ラインの出発点。埋没であれ、切開であれ、重瞼線を作成する時は、幅だけでなく目頭の形態の違いを考慮しデザインする。それを受ける側も知っておきたい。

  • #目の上の凹み #サンケンアイ

    Q;切開の後、埋没でライン変更できますか?

    A;ラインを下げるのは難しい。埋没は切開線に負けるし、上のラインが勝つ。瞼縁から新しいラインで切開し、切開線の下を剥離して行うなどの方法もあるが、確実性に乏しいのでやはり難しい。後は診察しての判断になる。

  • #二重まぶた手術

    【意外に盲点】
    埋没法・切開法など目の手術を考えている人にワンポイントアドバイス。手術が終わってから眼鏡をかけてごまかすのではなく、術前から何食わぬ顔でかけておく。それだけでバレにくくなる。つまり「森の中に木を隠す」。私は自分の患者さんに、いつもそのように指導している。

  • #二重まぶた埋没法

    Q;1週間前に埋没をしたのですが、下を向くことが多いです。糸が緩む原因になる?

    A;ないと思います。普通にしているのが一番。埋没法後のゆるむ原因は、
    ・お化粧をする
    ・触る、こする
    ・片目を閉じて鏡で確認する行為など。気をつけましょう!

  • #二重まぶた埋没法

    Q;二重全切開を行って2週間が経ちます。常に冷やしていたのですが、逆に温めた方がいいですか?

    A;二重全切開を行った後は、当日・翌日は冷やす。2~3日目から洗ってもOK。できるだけ正面視をして伏し目がちにしない。walkingなどはOK。お化粧・コンタクトは3週間経ってから。

  • #二重まぶた埋没法

    埋没法で糸の種類や、「ん?」と疑うようなネーミングで料金が上がることは、本来あってはいけない。埋没法は挙筋法と瞼板法。自費診療で価格設定は医師の技術料なので、それは自由。正々堂々すべき。増税時など、糸の種類、ネーミングなどによる便乗値上げには注意しよう。

  • #目頭切開

    Q;目頭切開と下まつ毛の内反(切開)手術をします。抜糸の日取りは傷跡に影響する?遅過ぎると縫合跡が百足の足のようになるとか…。

    A;医師によりますが私は5~7日で抜糸。 目頭の傷跡が目立つ要因は不適当なデザイン、組織を雑に扱う、雑な止血操作、その後の可塑性(約6カ月)です。

  • #目の手術 #鼻の手術

    Q;目と鼻の手術を同時に行うのは可能?

    A;ダウンタイムで気にしないといけない箇所が2つできるので、どちらか1つを勧めている。鼻根部を触る場合は断るが、鼻中隔なら離れているので、同時でも問題なし。 DT中の不安をはねのけるメンタルがあれば大丈夫。

  • #二重まぶた全切開法

    Q;全切開を受けて2日目、内出血部分を綿棒でこすってしまい、縫い目の線もきれいなアーチではなく不安です。

    A;不安になるのが早すぎます。消毒はていねいに優しく。この時期、消毒時の多少の出血は問題ないと思います。アーチは落ち着いていきます。鏡をできるだけ見ず、安静にしましょう。

  • #二重まぶた全切開法

    鼻根部と目もとの手術、同じ日には行いません。鼻尖と目は同じ日でも可能。しかし患者さんの負担やダウンタイム中の精神的ストレスを考えるなら、1日一つの方がよいですね。

◆ 鼻に関するツイート

  • #鼻

    日本人は団子鼻が多く、鼻尖形成は工夫が必要。単純な引き寄せ縫合はポリービーク変形や小鼻と鼻尖部との溝が強調されるため、丁寧な剥離で可動性を上げ、必要であれば耳介軟骨でカバーがよい。賛否あるが、引き寄せて余剰軟骨を切除しても形態はよくならないと考える。引き算より足し算。

  • #鼻

    私は隆鼻に対してヒアルロン酸注入を絶対禁止しているわけではない。ただ、失明の可能性のある“大量注入”は行わない。一度の注入で簡単に隆鼻ができるため、完全に吸収されないまま注入を繰り返す人もいるが、アバター鼻(鼻根部が太くなること)になって後悔しないよう注意が必要。

  • #鼻

    人中が間延びしているように見えて、ACRが上に凸の三角形になっている場合、人中短縮はNG 。むしろ逆三角形のACRにすることが理想。私の場合は自家組織移植で対応する。人中短縮は傷が目立つほか、人中窩と人中稜が損なわれる可能性があることも知っておこう。

  • #鼻

    【鼻尖縮小と小鼻縮小、どちらを先に行えばよいか】
    私の考えは、まず鼻尖縮小から。鼻尖から行っておけば、小鼻縮小は必要なくなることが多い。逆に小鼻から行えば、ほとんどの場合、鼻尖形成も必要となる。

  • #鼻

    賛否はあるが、私は人中短縮をすすめない。理由は患者さんが術前に考えている以上に傷が目立つから。傷は運動刺激により肥厚・陥凹・拘縮を起こす。特に口周囲はよく動くので3~6カ月の安静が必要。また短縮の代償とし、人中稜や人中窩が平坦になり変形することもある。

  • #鼻

    鼻に移植する軟骨は耳介軟骨や肋軟骨。耳介軟骨は骨化せずやわらかいが、肋軟骨は年齢と共に一部骨化する。強度や採取できる量は肋軟骨が勝る。★隆鼻は肋軟骨を使用。★鼻尖形成(*)は耳介軟骨を使用
    (*)やわらかさを重視して使用。高さを出す場合はピラミッド型に細工して移植。

  • #鼻

    Q;笑った時、小鼻が広がるのが嫌。

    A;これは表情の一つで、その度合いは人それぞれ。笑った時に広がる小鼻を気にして、小鼻縮小を行って動かなくすれば、表情が失われる。また笑っていない時の小鼻の形態が不自然になる。気持ちはとてもわかるが、人は絵画でも彫刻でもない。表情が失われては駄目。

  • #鼻

    隆鼻術以外の鼻尖形成、鼻翼縮小、鼻中隔延長、耳介骨移植など鼻の手術は大きな変化を与えないことが望ましい。鼻の組織自体に限りがあるため大きくは変わらないが、もし大きく変化すれば違和感を与える。鼻は顔の中心だ。正面、斜め、横、下とさまざまな角度から見て、違和感がないことが大事。

  • #鼻

    人中稜、人中窩、そしてCupid's bowやnostril sillなどは、口唇から鼻孔底にかけての立体的構造物。人中短縮はこれらが壊れる可能性がある。つまりこれら構造物を綺麗に再現してこそ、美しい人中ができる(とても難しいけど) 。ただ何も考えていない短縮は論外。

  • #鼻

    美容外科の手術はシンプル イズ ベスト。特に鼻。鼻の組織は限りがあるからだ。カウセでは正面、側面、下からのviewで何が必要かを判断する。たいていは鼻尖の形を整えれば、スッキリする。だから私は鼻尖から組み立てる。それが一番自然な鼻を形成できると考えている。

  • #鼻

    鼻尖形成において最も難しい症例は、皮膚が厚くかたい場合だ。これは分厚い布団の下に枕を隠すようなもので、鼻尖の形は出にくい。また形をハッキリさせようとして、鼻尖を引き寄せ過ぎると小鼻と鼻尖部の溝が目立つし、ポリービーク変形を起こす。術前にしっかり説明する必要がある。

  • #鼻

    【自宅でできる小鼻縮小のシミュレーション】
    指で両小鼻のつけねを内側に軽く押す
    *鼻尖がより強調され団子鼻なれば×
    *鼻孔が三角形に尖れば(コンセント鼻)×
    *下からみて鼻孔の形が不自然になれば×
    ~術式~
    張り出し型には外側法、すそ野広がり型は内側法。組み合わせもあり。

  • #鼻

    鼻尖を形成する大鼻翼軟骨は柔らかく、指で押せば形が変わり、離せば元の形に戻る。これは耳の軟骨も同様。そのため鼻尖形成に利用する自家組織は、耳介軟骨がbetter。採取部位は耳甲介や耳珠があるが、私は変形の少ない耳甲介軟骨を選択する。

  • #鼻

    【人中短縮について】
    人中は口唇と鼻をつなぐ立体的構造物だと私は思っている。賛否はあるが、その構造(人中稜・人中窩)を壊す行為に疑問を感じるため、人中短縮は基本行わないスタンスだ。また傷も目立つので、もし行うなら運動刺激予防のために数カ月のテープ固定を行う。

  • #鼻

    “糸で鼻を高く、糸で鼻中隔延長、ヒアルロン酸で鼻中隔延長”などのキャッチコピーを目にすると「大丈夫か」と思う。というのも、特に糸による隆鼻などは修正が大変。内部は瘢痕化し、組織はかたく、糸が中で複雑にからみ、抜去に相当苦労した経験がある。目の埋没法と明らかに違う。

  • #鼻

    小鼻縮小後のテープ固定は、口の動き(運動刺激)で傷の幅が広がること、後戻りを防ぐ目的で行う。できれば傷の可塑性がある3~6カ月は四六時中が望ましいが、日常生活上厳しい、テープでかぶれる場合もある。そのようなケースでは中止。何のためのテープ固定かを理解して欲しい。

  • #鼻

    各民族の鼻の解剖学的特徴。特に鼻尖~小鼻の形態が大きく異なる。アジア人の鼻の縦軸は短鼻のため皮膚の表面積が足りず、横軸は広い小鼻のため余剰。そのため必要な方向に皮膚が足りないので、鼻尖形成・小鼻縮小はバランスよく手術を行うことが大切。https://bit.ly/2KDKAyM

  • #鼻

    Q;鼻尖縮小、6カ月経過しても団子鼻が一切解消されないことはある?

    A;適切な鼻尖縮小術を行っていれば、多少の後戻りがあっても一切解消されないことはない。しかし皮膚が厚くかたい場合、形態変化が表面に現れにくいことはある。分厚い布団の下に枕を隠すイメージ。

  • #鼻

    鼻中隔延長で使用される自家組織 “鼻中隔軟骨”は、曲がりが少ない、他を傷つけることなく採取できるのがメリット。ただし基本的に皮膚が厚くかたい症例には不向き。理由は延長しても持続的に強い圧が加わり、曲がるリスクがある。また豚鼻ができない可能性も高い。つまり何を捨て、何を取るか。

  • #鼻

    Q;糸だけの切らない鼻形成についてどう思いますか?

    A;鼻の軟骨は形状記憶のように元に戻ろうとする。皮膚から軟骨を剥がさないと、必ず後戻りする。そのため皮膚と軟骨を一度剥離する必要があり、また靱帯を切離する場合も。糸だけ、つまり切らなければ不完全な手術になる。

  • #鼻

    Q;鼻尖形成を行いやすい鼻は?傷が目立たない特徴は?

    A;皮膚が薄く・やわらかく・皮脂の少ない鼻。鼻尖形成では、皮膚が厚くかたければ変化は出しにくい。例えるなら分厚い布団の下に枕を隠すと、その形は出にくい。また皮脂が多いと、鼻柱以外の鼻周辺の傷はなかなか綺麗にならない。

  • #鼻

    小鼻縮小は決して難しい手術ではない。その適応を見極め、術後運動刺激を予防し固定をしっかり行えば綺麗になる。内側法は笑いが不自然になるという意見を聞くが、私は術中に患者さんに「イー」をしてもらい確認するので起こりえない。引き締めすぎが原因だろう。あとは人中が間延びしていないか。

  • #鼻

    鼻のカウンセリングを行う時は患者さんと話す前に、両目頭から小鼻のつけねに向かって垂線を下ろす。さらに鼻尖と左右の小鼻を三等分してバランスを見る。その後で本人の要望を聞くが、意外に私の分析とずれることが多い。“木を見て森を見ず”の方が意外に多く、その軌道修正は難しい。

  • #鼻

    小鼻縮小後の傷は運動刺激によって広がる。小鼻縮小は内側方向に引き寄せるが、笑えば反対方向へ強い負荷がかかる。口を「ウー」の状態にして、両ほうれい線をまたぐようにテープを貼り、「イー」の状態にした時、外側に向かう強い負荷がかかりテープが外れそうになるので一度試してみよう。

  • #鼻

    右小鼻:鼻尖:左小鼻の比率は1:1:1に近いほどバランスがよい。日本人は団子鼻が多く、どうしても鼻尖部の数値が大きくなる。つまり団子鼻で先に小鼻縮小をすれば、必ず団子鼻は強調される。また鼻孔の形態も崩れる。私が鼻尖から組み立てる理由はここにある。

  • #鼻

    【小鼻縮小術を行う前に自分で確認】
    鏡の前で小鼻のつけ根、あるいは張り出しのTopに両人差し指をあてて内側に向かって軽く押してみる。その押し具合で小鼻の形態が変わるはず。もし正面と下から見た形態がおかしい、人中が間延びするようなら、手術適応でないことが多い。

  • #鼻

    Q;小鼻縮小後のテープ固定は必要?リザベンやアットノンは意味がありますか?

    A;小鼻のつけ根は皮脂が多く、縫合部が開きやすいのでテープ固定は必須。安静が重要。テープ固定ができない場合はなるべく口を横に広げないこと。リザベンはOK。アットノンはどちらでも。傷の可塑性は6カ月。

  • #鼻

    Q;ACRとは何のことですか?

    A;左右の小鼻と鼻柱の3点を結んでできる三角形のバランスをACR(alar-columellar relationships)といいます。ここが気になる方は、カウンセリングでキチンと先生と話し合いをした方がよさそうです。

  • #鼻

    Q;人中の長さと唇の厚さに悩んでおり、人中短縮と口唇縮小を行いたい。歯列矯正が終了してから行うべきですか?

    A;まず歯科矯正。後はその時点でバランスを見て、判断。白唇が凸の状態に鼻中隔延長すると間延びした印象になる。あくまで鼻から口唇にかけてのバランスが大事。

  • #鼻

    鼻のカウセでのこと。
    「先生、マッサージで鼻を高くできますか?」
    「できません」「有名なところが都内にあるそうですよ!軟骨を前にだすとかどうとか」
    「マッサージで鼻は高くなりませんよ」。小顔矯正、光豊胸、マッサージ豊胸などこの類い。“最善の根拠”であるEBMはない。

  • #鼻

    小鼻縮小後で時々見かけるトラブル
    ・コンセント鼻(鼻孔の変形)
    ・外側のカーブが不自然
    ・内脚隆起の消失
    ・傷が目立つ
    ・人中が間延びしたように見える
    ・笑えない、笑った時に不自然など。
    とにかく無茶苦茶したらアウト。組織がなくなっている、その組織の修正は難しさが増す。

  • #鼻

    Q;鼻中隔延長はおすすめ?

    A;皮膚がやわらかく厚くなければよいが、日本人の皮膚はかたく厚い人が多いため、見極めが大切。かたく厚い人に行えば、長期的に負荷がかかる。肋軟骨は強度は一番だがかたい。鼻中隔軟骨を使うなら1cmの幅は残して延長。PCL糸、ポール、糸などは勧めない。

  • #鼻

    Q;歯列矯正中で鼻尖縮小・耳珠軟骨移植済みで人中短縮と口唇縮小を行いたい。鼻中隔延長で人中の長さは改善する?

    A;まず歯科矯正。その後にバランスを見て、判断。唇が凸の状態に鼻中隔延長すると間延びした印象になる。鼻から口唇にかけてのバランスが大切。

  • #鼻

    Q;鼻のプロテーゼは約10年で入れ替えと聞きました。自家組織も入れ替えますか?

    A;プロテ10年で入れ替え?私はその印象はありません。骨膜上に入っている、不自然、感染などの場合、入れ替えや抜去等を行います。自家組織は追加するという印象。鼻の整形を何度も行うのは勧めません。

  • #鼻

    オステオポールを除去した。患者さんは医師から「2個挿入した」と聞いていたが1個しか入っておらず、鼻翼軟骨も変形(陥没)していた。いい加減な手術が多すぎる。手術は破損した軟骨を修復し、耳介軟骨で鼻中隔を延長して修正した。pic.twitter.com/yQDYgQPrFt

  • #鼻

    Q;鼻翼基部プロテーゼによって骨が陥没、表情の間延びなど、デメリットはある?

    A;私は行いません。この部分を悩まれている方は多いですが、笑い方がおかしくなったという方を数名診察しました。ただし凹みが改善され、形態的だけで見ると改善しています。それでも私は行いません。表情重視。

  • #鼻

    鼻の美容形成はメジャーからマイナーチェンジによって治療法の選択は多岐に渡る。以前からつぶやいているが、適切に行われたとして、結局その鼻を好きになれるかどうか。整形してはじめて前の自分の鼻のほうがよかったと気がつく方も。あくまで鼻単独ではなく、顔全体の一部としてみるべき。

  • #鼻

    Q;糸だけで鼻尖縮小はできますか?

    A;それはオープン、クローズ問わず鼻翼軟骨上を剥がさずに、糸だけで結ぶということですか? もしそうなら、なんちゃって鼻尖縮小であり、あまり意味をなさないと思いますが・・・。鼻尖縮小は剥がしてスーチャーリングをしっかり行わないといけません。

  • #鼻

    もともと団子鼻で悩んでいる方が先に小鼻を縮小すれば、より鼻尖部が強調される。普通はまず鼻尖形成。人工的な鼻に憧れがあるなら、プロテーゼなどが視野に入ってくるだろう。ただしもともとの皮膚の面積も考えておかないと、後々トラブルになる。

  • #鼻

    Q;鼻筋が通ったきれいな忘れ鼻にしたいです。中顔面陥没による鼻横の影へ有効なことも教えていただきたいです。

    A;もし行うなら鼻尖縮小かと思います。高さを出すなら組織移植を併用。中顔面陥没ってそんな陥没していないように見えますが。鼻翼基部の改善は、よくここでつぶやいていますが難しい。

  • #鼻

    Q;小鼻の肉厚は鼻孔縁挙上でなくせますか?

    A;逆に分厚くなり、余計に鼻孔が狭くなってしまう症例を多々見ている。短鼻は鼻中隔延長などがよいと報告されているが、皮膚の厚さ、かたさ、鼻中隔軟骨までの距離がポイント。肉厚の改善は困難であると思う。理由は瘢痕で肥厚するからだ。

  • #鼻

    【ある患者さんの例】
    鼻根部に発赤、鼻背にかけて腫脹、触った感じはやわらかい。この症状は鼻の感染。鼻根部の傷を利用し切開したところ排膿を認め、鼻骨~左上顎骨にかけてポケットが形成され、異物も認めた。長期残存型非吸収性fillerは危うく、こうやって数年後に感染の原因となる。

  • #鼻

    Q;貴族プロテーゼを先生が勧めないのはなぜですか?

    A;鼻翼基部の凹みを改善する方法なので、その材料としてプロテーゼやハイドロキシアパタイトなどありますが、やはり鼻翼や鼻孔の形が変形する、笑った時の異和感などが気になる。もし私が行うなら、真皮を移植するかな。

  • #鼻

    団子鼻のオペは原則鼻尖から!
    小鼻から先に行うと必ず団子鼻がより強調される。また小鼻縮小は小鼻のカーブを残すことが大前提で、これが失われると鼻全体のバランスが悪くなる。つまり安易に小鼻縮小は受けない。目頭間のバランスを見る。
    笑った時に広がるから小鼻縮小!>>安易で駄目

  • #鼻

    Q;形成外科で鼻の骨切り幅寄せをして鼻中隔延長に鼻中隔軟骨を使用。足りなかったら耳の軟骨を足し、プロテーゼを入れるのを勧められました。

    A;やり過ぎだと思う。鼻中隔延長が必要な方は、鼻中隔軟骨が小さく、それほど軟骨をとれない。無理して延長し、負担が大きくなると不安定になる。

  • #鼻

    鼻の周囲は皮脂が多くジュクジュクして、縫合部が開きやすくなるのでテープ固定が必須。できるだけ口を横に広げないこと。リザベンはOK。アットノンはどちらでも。傷の可塑性は6カ月。つまり術後はできるだけ安静にすることが大事だ。

  • #鼻

    Q;厚い皮膚のせいで鼻が大きく見え、丸みをなくすのに内側法を勧められました。※鼻孔の左右差有、小鼻:張り出し型

    A;私なら鼻尖形成(縮小と自家組織移植;鼻尖~鼻柱)を行う。鼻孔の左右差は鼻柱に高さに出る。この鼻に内側法を行えば鼻孔の形態が悪化し、人中が伸びるので×。

  • #鼻

    美容整形の手術は大きく変えてはいけない。どこかに不自然さが出てしまう。特に鼻は顔の中心にあり、個人の特徴がでる。また限られた組織しかないので、私は慎重になる。ただ高くとか、ただ小鼻を縮小という問題でもなく、バランスが大切。だけど後悔している患者さんが多いのも事実だ。

  • #鼻

    鼻の施術を行う時は、ほぼ全例局所麻酔で対応している。たとえば鼻尖形成で耳介軟骨を移植する時も、軟骨をピラミッド上に組み立て、挿入した状態を見せる。そして位置、高さなど患者さんと一緒に確認する(高ければ低くし、位置が悪ければ微調整する)ので、患者さんの満足度も高い。

  • #鼻

    目標とする鼻があったとする。①形態、②皮膚の厚さ、③やわらかさなどは人それぞれ違う。しかしもともと目標に近い状態であれば、技術的にリスクも少なく近づけることは可能になる。しかし①~③が目標と離れれば離れるほど、困難になる。もちろん本人が無理する、医師が無理させるとリスクは上がる。

  • #鼻

    隆鼻術以外の鼻尖形成、鼻翼縮小、鼻中隔延長、耳介骨移植など鼻の手術は大きな変化を与えないことが望ましい。鼻の組織自体に限りがあるため大きくは変わらないが、もし大きく変化すれば違和感を与えてしまう。鼻は顔の中心だ。正面、斜め、横、下とさまざまな角度から見て、違和感がないことが大事。

  • #鼻

    【ポリービーク変形を起こしやすい鼻】横から見て、鼻尖部が少し丸い場合に工夫なく鼻尖縮小を行えば、前から見た形態はよいけど、ポリービーク変形を起こしていることもある。 【シミュレーション】 少し鼻先を摘まんでみて横から見る。より丸みが強調されるなら、手術の時に調整が必要だ。

  • #鼻

    鼻尖の皮膚切除は本当に勧めない。私はよっぽどのことがないとやりません(BCC切除後の再建などで仕方のない場合)。 壊死はないでしょう。失明はしません。 経過中に傷が開くか、凹みます。

  • #鼻

    人中稜、人中窩、そしてCupid's bowやnostril sillなどは、口唇から鼻孔底にかけての立体的構造物。人中短縮はこれらが壊れる可能性がある。つまりこれら構造物を綺麗に再現してこそ、美しい人中ができる(とても難しいけど) 。ただ何も考えていない短縮は論外。

  • #鼻

    目標とする鼻があったとする。①形態、②皮膚の厚さ、③やわらかさなどは人それぞれ。しかしもともと目標に近い状態であれば、技術的にリスクも少なく近づけることは可能になる。しかし①~③が目標と離れれば離れるほど困難になる。もちろん本人が無理する、医師が無理させるとリスクは上がる。

  • #鼻

    Q;鼻プロテーゼ+鼻中隔+PCL糸をしましたが鼻の穴が非対称になり、鼻先が垂れ、片方呼吸しづらいです。

    A;鼻中隔が医原性に弯曲したのではないでしょうか。私ならプロテーゼ抜去により負担を減らし、全てやり直します。再建するために鼻中隔軟骨が温存されているかが鍵。

  • #鼻

    小鼻縮小の修正依頼で多いのは
    ・傷跡修正
    ・切り取られすぎた小鼻の形態修正
    ・鼻孔の変形(コンセント鼻)修正
    ・団子鼻が余計に目立った修正
    ・鼻孔底や内脚隆起の消失
    とにかく滅茶苦茶・ハチャメチャはダメ。小鼻縮小は「単純に縮小すればよい」というものではない。

  • #鼻

    特に鼻の美容形成手術は術前に医師とのイメージの共有が必要。またきれいな鼻に仕上がっても、DT中の不安、鏡で見慣れていない鼻になっていることもあり、精神的に落ちてしまう方がいる。友人・彼氏など周囲の目も気になる。つまり安易に受けると後悔するが、受け入れ体制は確保しておきたい。

  • #鼻

    鼻柱のつけね部分を頭側方向に押すと、かたい組織に触れる。これが鼻中隔軟骨。押してすぐ触れる人は耳介軟骨による延長でも影響は少ない。押して距離のある人に耳介軟骨で延長すれば、もともとやわらかい軟骨が支柱となって足りない分を補うので、曲がる可能性が高くなる。そういう場合は肋軟骨。

  • #鼻

    『オステオポールによる鼻尖部変形~除去と同時再建、その後の経過〜』です。最近相談の多い“オステオポール除去”について記載しています。https://ameblo.jp/hills-beauty/entry-12600875971.html

  • #鼻

    小鼻縮小は、皮脂が多いと縫合部が開きやすい。なぜかというと多くの場合、「イー」「笑うなど」では小鼻縮小と反対のベクトルに負荷が加わるため。こうした動きを抑える固定することで、ある程度予防できる。でもジュクジュクしているところに更に動きを加えると、くっつくものもくっつかなくなる。

  • #鼻

    患者さんの同意を得て、8カ月前に挿入したオステオポール周辺の瘢痕化(?)した部分を病理組織検査にまわした。2年持続すると言われているが、ほぼ原型をとどめていなかった。8カ月前に挿入されたものを過去に除去したことがあるが、ほぼ原型のまま。材質の差か、圧によるものなのかは謎だ。

  • #鼻

    美容外科の手術はシンプル イズ ベスト。特に鼻。鼻の組織は限りがある。カウセでは正面、側面、下からのviewで何が必要かを判断する。たいていは鼻尖の形を整えれば、スッキリする。だから私は鼻尖から組み立てる。それが一番自然な鼻に形成できると考えている。

  • #鼻

    輪郭は骨だけで構成されているわけではありません。皮膚、脂肪、筋肉なども重要な要素です。骨は基礎となる土台、骨切りをすることで基礎は変わります。基礎工事が大きければ大きいほど、同時に他の部分、特に皮膚を適切に処理しなければいけません。輪郭の形態が不自然になります。

  • #鼻

    PCL糸ですが私は否定派。やりません。もちろん賛否はありますよ。鼻の手術をこなしていると、糸だけで行うことに強い抵抗があります。目の埋没とは異なります。オステオポールなど行っている医師もいますが、ちゃんと修正できるスキルを持っているか疑問。直すのが大変です。

  • #鼻

    Q;1年前に鼻に糸を入れましたが、異物が怖くなり除去したいです。また、その後の鼻尖形成や軟骨移植は感染の可能性が高くなりますか?

    A;私は糸で鼻を高くすることはしませんが、抜去はしています。よっぽどでないと感染の心配はありませんよ。自家組織ですから。

  • #鼻

    なぜオステオポールが流行るか?
    これは私見だが
    1.すぐできる。これは短時間という意味。
    2.自分の軟骨を取らなくていーよ、と手軽感で宣伝しやすい。
    3.鼻のオープン法だけでなく、鼻の手術をしたことすらない。中を見たことがない。
    あの薄い鼻翼軟骨を変形させることを知ってほしい。

  • #鼻

    小鼻(鼻翼)の形態は曲線美が大切。小鼻縮小で無茶をすると曲線美は失われる。また傷の習性として、2点間を結ぶ傷は直線距離をとろうとして拘縮。たとえば小鼻縮小外側法の場合、A~B点が曲線の傷でも口を広げる行為(運動刺激)の連続で直線化する。曲線の形態の中に直線があると目立つ。

  • #鼻

    「プロテーゼはメンテナンス不可欠ですか?」と患者さんからよく聞かれます。被膜で包まれるため不自然、感染、骨膜上に挿入されたなど以外は、賛否はあるでしょうが、交換しなくてよいといえます。鼻筋を通す。きれいな稜線。やはり鼻尖形成だけでは限界があることも知っておきましょう。

  • #鼻

    オステオポール挿入後、耳介軟骨移植後。それぞれの鼻尖の修正を行っていて感じるのは、術後の経過期間がほぼ同じ場合、出血傾向、癒着の度合い、鼻翼軟骨の破壊はオステオポール。ちなみにプロテーゼは被膜に包まれるのでむしろ安全であり、除去も簡単。

  • #鼻

    オステオポールを除去して同時再建。約8カ月挿入されていたオステオポールはほぼ吸収され、内部は瘢痕化が強く、軟骨は一部変形。2年持つのと違うのか?→こちら

  • #鼻

    Q;ナチュラルな鼻になりたい。鼻中隔延長は必要ですか?かなりアップノーズですが、高さは変えず斜め下に少し伸ばし、小鼻縮小もしたい。

    A;短鼻の場合、延長などは必要だと考えます。あとは鼻中隔軟骨がどこまできているか、皮膚はやわらかいかどうか。鼻尖部に軟骨移植も必要かと思います。

  • #鼻

    Q;知識もないまま鼻先にオステオポールを入れ、マスクに触れるだけで鼻先が赤くなります。「除去したら鼻が凹む」と言われました。

    A;皮膚に内側からtensionがかかっているため、除去が必要。長期的に過剰なtensionがかかっていることが問題で、同時再建すれば凹みません。

  • #鼻

    とてもきれいな鼻の修正をした。見た感じはとても美しい。しかしカチカチなのだ。本人はカチカチより動く鼻を希望。鼻中隔を再建し、破損していた片方の鼻翼軟骨を軟骨で再建などなど大変だった。鼻は皮膚で中を覆い隠せる。だからといって無理をしてはいけない。

  • #鼻

    Q;シリコンプロテーゼと鼻尖形成で鼻を小さくしたい。鼻中隔延長か耳介軟骨移植どちらがいい?

    A;皮膚が厚ければプロテ挿入で鼻が太く大きく見える場合も。私なら入れ替え、もしくは除去して鼻尖部に軟骨移植して印象を変える。ACRが上に凸の三角形なら移植もありか。鼻中隔延長は勧めない。

  • #鼻

    鼻プロテ、いやプロテ挿入全般に言えること。もちろん半年以内で炎症の4兆候がでれば、担当医にすぐ連絡相談! もし不安がつきまとうなら抜去。もっと言えば最初から挿入しない。 もともと心配性な方に異物は、向かない。

  • #鼻

    Q;皮膚が厚く、小鼻の広がりの左右差が気になり、鼻尖形成を考えています。

    A;皮膚が厚いと結構難しいですね。鼻孔縁形成を行っても瘢痕で余計に厚くなる可能性があるので、鼻尖の縮小と自家組織移植で対応するかと思います。

  • #鼻

    賛否はあるだろうけど、私の経験上では鼻の整形で小鼻を先に手術すると、鼻尖部を修正せざるをえなくなる。しかし鼻尖部から行えば小鼻のバランスがとれ、2回目の手術が不要なことも多い。手術は複数やらなくていいわけだ。これも私が鼻尖から組み立てる要因になっている。

  • #鼻

    Q;脚間移植で支柱立てをすれば、豚鼻はできなくなるのでしょうか?

    A;これは大きさ・量・はさむ位置などによって変わります。鼻中隔延長は動きませんが、脚間移植は多少動きますよ。ノーマルな豚鼻は難しいですよ。

  • #鼻

    Q;鼻尖形成3D法(鼻の軟骨をカット、トリミング)、将来崩れる可能性はある?

    A;適切に行われていれば問題なし。修正手術を行って軟骨の形態がよくわからなくなった症例を目にして、「いい加減に行っているのか」と思うことも。鼻翼軟骨は柔らかく薄いので、無茶をしたらだめ。

  • #鼻

    皮膚が薄くやわらかい団子鼻は、耳介軟骨移植だけで鼻尖がキレイになる。クローズ法で行い、そのメリットは鼻柱に傷が残らないこと。鼻尖形成の場合、オープン法・クローズ法ともに私は仮縫いして、術中に患者さんにあらゆる角度から確認してもらう。気に入らなければ微調整。何度かそれを繰り返す。

  • #鼻

    カウセやOPで隆鼻が少なく、鼻尖が多いなと思っていたら、本邦美容外科学会誌(JSAPS)でも同様な報告があった。確かに鼻先を気にされる方が多い。プロテーゼに抵抗ある方も増えているのであろう。

  • #鼻

    もともと団子鼻で悩んでいる方が先に小鼻を縮小すれば、より鼻尖部が強調されます。普通はまず鼻尖形成です。人工的な鼻に憧れがあるなら、プロテーゼなどが視野に入ってくるでしょう。ただしもともとの皮膚の面積も考えておかないと、後でトラブルになります。

  • #鼻

    鼻を含む長軸方向は老化しにくいが、たるむ要素がないぐらい組織に余裕がない。特に鼻翼縮小は組織を除去するため、術後に周囲の筋肉が動くことで傷の幅が広がる。従って術後は、筋肉の動きを抑制することが望ましい。なぜならその修正は組織が足りない中で行うから。これは至難の技だ。

  • #鼻

    何度も言うが傷を甘くみてはいけない。運動刺激で広がるからだ。小鼻縮小は内側へベクトルが向く。しかし笑うとその反対へベクトルが向く。一度口を「ウー」の状態にして、ほうれい線をまたぐようにテープを貼って試すといい。「イー」の状態の時に、すごい力が外側にかかっているのがわかる。

  • #鼻

    他院で鼻をフルで行った患者さんのカウセ。「とてもきれいだが元の鼻がよかった、やり過ぎ感がある」とのこと。意外かもしれないが、きれいな鼻になっても、手術を受けて初めてこんな気持ちになる方もいる。それは知っておいて欲しい。

  • #鼻

    鼻の手術(特に軟骨を移植する手術)は皮膚の厚さを計算して行わないといけない。私は小耳症手術を長年行っているが、耳は肋軟骨で作る。つまり耳のフレームを作る時に、その上を皮膚が覆うことを想定して作るわけだ。耳の皮膚は一定の厚さだが、鼻の皮膚は厚さが異なるので難しい。

  • #鼻

    鼻の手術は皮膚が厚い、かたいと難しい。いつもたとえているが、「分厚い布団の下に枕を隠すことと、薄い布団の下に枕を隠すのでは、どちらが形態が出やすいか」である。術前にしっかり説明しても、不満足だった方もいる。だからといって無理もできない。だから難しい。

  • #鼻

    Q;鼻への筋膜移植をした方が拘縮は起きやすくなる、または、起きにくくなる、などあると思いますか?

    A;これはまあいろいろ意見が分かれそうですね。ケースバイケースでしょうけど、私は原則行っていません。

  • #鼻

    Q;他院で今月鼻中隔延長を行いました。レティナを購入したいのですが、そちらにうかがえば購入できるのでしょうか?

    A;レティナの適応かどうか診察しないとわかりませんが、購入できます。

  • #鼻

    Q;鼻先に耳介軟骨移植をした場合、術後1週間以上経っても、夜などはセルフでテーピングなどをしておいた方がいいのでしょうか?

    A;私の患者さんには勧めています。適切に固定する必要があります。適当に貼るのはよくないので、きちんと担当医に確認しましょう。

  • #鼻

    適切な縮小:軟骨移植が前提だが、鼻尖形成時に気をつけていることは、術中の止血を徹底し、術後密着させるようテープ固定を行うこと。これでdead spaceが消され、早く癒着し、イメージに近い形がつくれる。ただ皮膚が厚い場合や皮脂が多いとテーピングは難しい。

  • #鼻

    傷は運動刺激によって肥厚したり、引きつれたりする。手術直後は形成外科医が縫えば傷はきれいになる。鉄は熱いうちなら形が変えられるが、「熱いうち」とは傷の場合、術後3~6カ月だ。口の周囲はよく動く。つまり小鼻縮小後の傷が時間の経過で目立つのは、この繰り返される運動によるものだ。

  • #鼻

    Q;韓国でPCL糸を入れ、除去を検討中。「癒着は酷くないことが多く難しくない」と言われました。先生の考えは?

    A;PCL糸プレート
    PCL糸ポール

    いずれも周辺組織は癒着というより瘢痕化で、除去が難しい症例も。ポールやプレートは同時再建が必要という認識です。

  • #鼻

    オステオポールは硬い。長期留置により、そのかたさゆえに軟骨にダメージを与えるか、皮膚にダメージを与えるか。今後この治療が鼻尖形成として定着するかどうかは、もっと先になるのではないか。私は懐疑的です。

  • #鼻

    鼻の手術に対する私見ですが、鼻根が低く団子鼻で重心が下にある場合、鼻尖形成と隆鼻を行った方がバランスは取りやすく綺麗になります。なお小鼻(鼻翼)縮小ですが、張り出し型は同時におこなってもよい場合もありますが、それ以外は最後かやらないこと。逆に形態が損なわれることがあります。

  • #鼻

    鼻尖縮小は実は多岐にわたります。単純に縫合することが鼻尖縮小ではありません。各鼻翼軟骨の折り目を変える、結合組織を外す、外さないやりかた、とにかくいろいろとあります。

  • #鼻

    Q;歯の矯正中なのですが、矯正中に鼻の施術はできる?ダメという情報を見ました。

    A;矯正中(矯正の度合いにもよりますが)で、私の場合は隆鼻や鼻尖ならOK。小鼻、鼻柱なら矯正の後かな。もちろん大丈夫な場合もあるので、担当医(矯正の)に確認しよう。

  • #鼻

    【歯の矯正中に鼻の手術ができるかどうかのツイート】 「今矯正中で鼻やりましたが、小鼻縮小の傷が痛い&傷口への負担が心配で口を大きく開けられず、矯正の調整日1カ月ほど遅らせました。あと奥の方のゴムかけも同じ理由でできません」。こういう生の意見も大切。皆さま参考に^_^

  • #鼻

    Q;鼻の整形手術後、最短どのくらい禁煙しなければいけませんか?

    A;これを機に禁煙しましょう。少なくとも肌にはよくありません。喫煙のリスタート時期については、私からは言えません。すみません。

  • #鼻

    鼻の壊死(鼻柱部分)の症例を見かけます。色がおかしいと思ったら、まず担当医に確認。そして軟膏で湿潤環境にする。epidermal necrosisなら何とかなるが、全層で壊死すれば再建しかない。結構その指示が出されてない。形成外科の基本的な処置で救えたかもしれないのに。

  • #鼻

    これは賛否はあるでしょうが、鼻尖形成や隆鼻で大抵は骨切りしなくても何とかなります。適応がないのにCSで骨切を希望される患者さんもいます。医師の診察を受けましょう。

◆ シミに関するツイート

  • #シミ

    Q;フォトフェイシャルを他院で受けて変化がありません。

    A;光治療系では色調の薄いシミは取れません。美肌が目的ならば、それ以上の照射もありですが、色調の改善を主旨にするのであれば、勧めません。m22ならフィルターや設定が複数あるので照射方法も豊富。医師選びも大事。

  • #シミ

    Q;頬、鼻の毛穴の開き(クレーターも所々)とシミが悩み。

    A;クレーター=瘢痕組織だから難しい。ダーマペンでもなめらかな肌にするのは困難。「削ってフラットにすればいい」が、Asianスキンは色素沈着の問題がある。シミなどにフォトフェイシャルはOK。数カ月に一度で十分 。

  • #シミ

    Q;夏のトレチノイン酸やハイドロキノンの治療をどう思いますか? シミそばかすや毛穴で悩んでおり、ビタミンA治療を検討中です。

    A;日焼け予防、こすらないことを徹底しておけば、通年の使用は問題ないと考えます。シミの治療は光やレーザーがよいかと思います。

  • #シミ

    肝斑の診断は難しい。肝斑を疑ったら、まずプレ治療で、抗炎症剤の内服がファーストチョイス。肝斑は炎症性のしみなので日焼け、こすることは厳禁。またレーザートーニングは賛否があるが、私はすすめない。とにかくまずは内服からスタート。肝斑と間違いやすいしみ>>>ADM、雀卵斑。

  • #シミ

    肝斑は炎症性のシミ。抗炎症剤の内服と、日焼け予防、保湿、擦らないことが大事。レーザー治療により悪化した場合でも、これらにより何とかなります。

  • #シミ

    肝斑は炎症性のシミで日焼け、擦るのは火に油! まずプレ治療として内服からスタート。その内服は炎症を抑えるためのものである。ときどき勘違いされている方がいるが、肝斑以外のシミを消すものではない。

  • #シミ

    【シミ治療について】
    色の薄いシミは基本的に反応が悪い。濃い方が反応しやすい。光はそれが顕著で、やはり薄い場合はQスイッチレーザーか。あとは診察しての判断。私は光治療ではフォトフェイシャルを一番信頼している。光治療は工夫しないと効果が乏しい。

  • #シミ

    カウンセリングの時に患者さんに「シミの色が濃いものと、うすいものではどちらが取れやすいと思いますか?」と聞く。ほとんどの方は「うすいもの」と答えるが、実は濃いものほど反応しやすいので取れやすいことが知られている。肝斑とアザは別ですが

  • #シミ

    フォトフェイシャルなどの光治療で全てのシミが取れるわけではない。特に色調のうすいシミは反応が悪く、回数をかけても取れないことも。そういった場合はQスイッチルビーレーザーがいいだろう。 美肌目的のフォトフェイシャルも照射方法はさまざまで、数カ月に1回で十分だと考える。

  • #シミ

    肝斑は炎症性のシミです。日本人はレーザー治療後に40%の確率で炎症性色素沈着を起こす可能性があります。つまり炎症に炎症を重ねることになり、悪化してしまうのです。肝斑治療後に「前よりシミが濃くなった」というのはこれが原因です。

  • #シミ

    炎症性色素沈着を起こしている状態に、あらたに炎症を起こすような行為=「日焼け」も「こすること」はダメ。気をつけましょう。

◆ シワに関するツイート

  • #シワ

    Q;やせたら法令線の溝は薄くなりますか?

    A;鼻唇頬溝というか、この部分の改善は本当に難しい。やせたらどうか? 皮膚の面積が変わらないために、やせて中身が減るとたるむ。つまり適切な位置に、適切な量の組織をプラスする必要がある。だから難しい。

  • #シワ

    【ヒアルロン酸とボトックスの適応(シワ)】
    ・ヒアルロン酸はほうれい線・白唇部など口もとが◎ 眉間が◯
    ・ボトックスは目尻・眉間・額が◎、口もとにボトックスは△
    *眉間・鼻根部への大量・乱暴なヒアル注入は失明の可能性あり
    *口角ボトックスは、笑った時に口が裂けて見えることあり

  • #シワ

    ◆日焼けは光老化を促進させる。光老化とは紫外線暴露によるシミ、シワ、たるみが生じる現象。日焼け止めは面倒くさいが、SPF20~30 PA++程度のものを持ち歩き、こまめに使用すること。日傘、手袋、サングラスで防備が望ましい。肌を若々しく保つには日焼け予防は必須だ。

  • #シワ

    Q;閉経していることが関係しているのか、40代半ばにして首の縦ジワがひどいのが悩みです。「ボトックスもいい」と言われましたが、先生はどうお考えですか。

    A;もしその縦ジワがたるみを伴っているのであれば、ネックリフトがよいと思います。

  • #シワ

    カウンセリングの時に患者さんに「シミの色が濃いものと、うすいものではどちらが取れやすいと思いますか?」と聞く。ほとんどの方は「うすいもの」と答えるが、実は濃いものほど反応しやすいので取れやすいことが知られている。肝斑とアザは別ですが

  • #シワ

    表情ジワ、特に目尻はボトックスが非常に有効だが、ちりめんジワだけはなかなか消えない。いろいろと考えて試したけど、結局保湿が一番かな。あとはトレチノインクリーム。何度も言うがちりめんジワは難しい。。。

  • #シワ

    肌がきれい=“シワがない”ということではない。表情ジワはある程度あってよいと思う。シワが全然ないと、他人の目には不自然にうつる。笑った時に小鼻が広がる、溝ができることも同様。賛否はあるだろうけど、ある程度の許容は必要。“不自然さに気がつかなくなる”ほうがよっぽどよくない。

  • #シワ

    先日、肝斑がひどくなっている患者さんが来院。理由を聞いた顔をこすっていて悪化した。
    顔をコロコロで毎日ガッツリ リフトアップしていた。毎日毎日効果のないリフトアップに力を入れ、こすっていたわけだ。
    肌はこすってはだめ!特に肝斑。
    そしてコロコロにリフトアップ効果はない。

◆ たるみ・クマに関するツイート

  • #たるみ

    高周波・超音波系の肌の引き締め・たるみの改善治療は、まだ新しい治療。悪くはないが、あくまでエイジングケアの一手段。過剰な期待はしないほうがよいだろう。また、そうした治療が数十年後、自分の肌にどのような影響を及ぼすかは誰にもわからない。いい意味でも悪い意味でも。

  • #たるみ

    口もと(口角部)の膨らみは、脂肪吸引やフェイスリフト行ってもあまり改善しない。特に年齢が若ければ若いほど、改善しにくいと考えたほうがよい。またバッカルファット除去に関して私は懐疑的。術後の凹み、また長期的に見ると、たるみの原因にもなりえる。

  • #たるみ

    う~む。「切らずにたるみはとれますか?」という質問にどう答えようか。レーザー、高周波、超音波、糸、どれも余った皮膚を取るわけではなく、たるみはなくならない。よくて引き締まるだけ。自分の満足度を下げないと結局「何も変わらない」となる。

  • #たるみ

    ほうれい線にはfiller(大量注入はNG)が一般的、口もとの脂肪やたるみは改善が難しい。たるみはリフト系で改善する場合もあり。たるみのTopを後上方に引き上げる、引き込むイメージ。糸だと上方だけになるので、後方への引き込みが必要だと考えている。

  • #たるみ

    引き締め・たるみ系器機は高周波、超音波が主流。私は高周波で緩徐に治療していくことを推奨しています。

  • #たるみ

    器械系の治療を受ける場合は「たるみが取れる」ではなく、「引き締める」という認識で。それが効果でもある。高周波も超音波も予防。そう思って施術を受けるといい。

  • #たるみ

    サーマクールやウルセラは引き締まるのであって、たるみがなくなるわけではありません。あとは本人が過剰な期待をしないこと。余った皮膚はどこにもいかないのですから。

  • #たるみ

    ほうれい線はたるみや口の繰り返される運動によって深くなる。半年でどれだけ口を動かしているか? 効果持続期間がたとえ半年でも、ヒアルロン酸は防波堤の役目をするのでムダではない。レーザーや光がたるみに効果があるわけではなく美肌。高周波も引き締めで、たるみがとれるわけではない。

  • #たるみ

    ゴルゴ線の改善って意外に難しいものです。 たるみがある方が頬骨を削れば、余計にたるみます。急にやせるようなものです。脂肪移植はよいかもしれませんね。美容外科医の中には足し算がよいと言う意見もあります。

  • #たるみ

    加齢で顔の脂肪は減少するので、吸引をふくめ、あまり取らないほうがよいだろう。たるみの原因となる。

  • #クマ

    Q;クマに悩んでおり太腿の脂肪を移す手術を勧められたが、脂肪を取るのが怖い。

    A;私なら経結膜下脱脂。脂肪は有茎であれば吸収されないが、自分の脂肪は一度取り出せば異物と認識され、数十%は吸収される。これは脂肪移植全般にあてはまり、再生因子等を加えるのはリスキー。

◆ 肌・エイジングケアに関するツイート

  • #肌

    日本人は炎症性色素沈着をおこしやすい人種。炎症を惹起させる行為は肌によくない。たとえばこする、日焼け。ちなみに肝斑は炎症性のシミなので、これらの行為は火に油。洗顔時、タオルでふく時、ファンデーション塗布・落とす時に無意識でこすっていないか注意。

  • #肌

    シワやたるみはある程度あっていい。大事なのは肌がきれいであること。だから日焼けを予防する、たばこ吸わないことは大事。肌がきれいだと若く見える!これは大事なことなので、いつもスタッフや患者さんに言っている。

  • #肌

    Q;コラーゲンは飲んで美肌になる?

    A;コラーゲンペプチド(コラーゲンを加水分解したもの)は線維芽細胞を増やすというevidenceはある。しかしそれが美肌につながるかは不明。私個人の意見としては、良質なタンパク質を摂取していると考えている。

  • #肌

    美肌系の施術を「1カ月に1回はやりなさい。やったほうがよい」と勧めるところもあるというか、割と多い。賛否はあるだろうが、私はそんなスパンでやる必要はないと思っている。普段のスキンケアに気をつけ、やらされるのではなく、自分が自分の好きなペースで行うのが一番。

  • #肌

    喫煙者へのfiller注入はリスキー。わりと有名な報告も引用されているが、喫煙者のフェイスリフトでは非喫煙者より、術後の皮膚合併症が12.5倍も増える。filler注入の際にも喫煙歴や合併症のリスクについても説明せよという注意喚起。喫煙は美肌にも悪影響。

  • #肌

    高齢者の運動・認知機能が低下した状態に使われていた“frailty(脆弱や虚弱)”という言葉。実は“フレイルスキン”として新たな概念として報告されるようになった。老化による皮膚の構造変化は、皮膚の脆弱化が大きく関与。因子として炎症、瘢痕、肥満が上げられていることは興味深い。

  • #肌

    私が普段使用している日焼け止めは、SPFが30~35。PAが3+だ。日傘男子でもあり、最近は手持ち扇風機も追加。夏はこれで乗り切り、光老化を予防している。サングラスも本当は必要。日焼けはシミだけでなく、シワやたるみの原因にもなる。

  • #肌

    洗顔の時にタオルでゴシゴシこすって洗う人は皆無ですよね。みんな手で洗います。では身体はどうか。タオル・スポンジなどを使い、“手で洗っていない”人が多い。スポンジゴシゴシは乾燥や肌を傷める原因になる。身体の皮膚も顔同様に美肌がいい。私は手洗い派。ただ背中をどうやって洗うか未だ模索中。

  • #肌

    肌にクレーターができてしまうとなかなか難しい。瘢痕組織だからです。私もダーマペンを使用しますが、なめらかな肌にするのは困難。理論状は削ってフラットにすればいいのですが、Asianスキンは色素沈着の問題があって危ない。シミなどにフォトフェイシャルはOK、数カ月に一度で十分。

  • #肌

    老化には、加齢による自然なものと、紫外線による光老化がある。前者は防ぎようがないが、後者は努力しだいでいくらでも防げる。シミがなければ、多少のたるみやシワがあっても若く見える。特に若い頃から予防しておくと将来advantageになる。面倒くさいけど、とても大事なこと。

  • #肌

    Q;コラーゲンは飲んで美肌になる?

    A;コラーゲンペプチド(コラーゲンを加水分解したもの)は線維芽細胞を増やすというevidenceはある。しかしそれが美肌につながるかは不明。私個人の意見としては、良質なタンパク質を摂取していると考えている。

  • #エイジングケア

    アンチエイジングよりもウェルエイジング。シワやたるみはあってもいい。しかしシミは老けて見える。肌がきれいだと若く見える。私はスタッフや患者さんに対し、“マイナス5歳を目指すこと”とよく言う。そのためには、まず肌をきれいにしようと力説する。日焼け・擦る・喫煙はNG。

◆ 胸に関するツイート

  • #豊胸

    脂肪注入による豊胸術、やわらかさはよいが注入できる量は200cc程度。一度体外に脂肪を取り出すため血行は遮断される。それは異物と同じことを意味する。さらに諸説あるが術後30~40%吸収されるため、生着するのは120~140cc程度だ。また石灰化・凹凸のリスクもある。

  • #豊胸

    最近よく話題になるアクアフィリン◯豊胸。肉芽腫など引き起こすリスクあり。完全除去は不可能で、量を減らしリスクを下げることになる。基本は手術によるアプローチ。まずMRIなどを撮影。病理組織検査で確定診断。ところで“アクアフィリン◯”で検索するとまだ行っているクリニックあり。

  • #豊胸

    Q;豊胸をしたいのですが、脂肪注入とシリコンのどちらがいいでしょうか?

    A;豊胸をするのであれば、シリコンインプラント派です。リンパ腫の問題もあるので、スムースタイプがよいでしょう。マッサージは必須です。

  • #豊胸

    Q;豊胸手術後、マイクロテクスチャータイプでマッサージを1カ月するようにと言われました。こすれて悪影響が出ないか心配です。

    A;豊胸後の被膜拘縮を予防するためには、どのようなバックを入れるにせよ、マッサージを指導します。

◆ ボトックスに関するツイート

  • #ボトックス

    【額のボトックスで私が工夫している打ち方】
    額ボトックスの合併症で眉毛・瞼が下がることがある。私はそれらができるだけ起こらないよう、まず額を上下に三等分して上2/3に打つ。そうすれば眉毛に近い方のシワは若干残る場合もあるが、上まぶたや眉毛は下がりにくい。

  • #ボトックス

    顔面のシワで動物の名前がついているのが、目尻と鼻のシワ。前者はクロウズフット(カラスの足)で眼輪筋が原因、後者はバニーライン(ウサギ)で鼻根筋、鼻筋が原因。いずれもボトックスで予防できる。

  • #ボトックス

    Q;目の下にボトックスをしたら、目の下の表情がなくなって違和感です。どうしたら早く効果が切れますか?

    A;注入単位によりますが、このような場合は待つことが一番です。

  • #ボトックス

    Q;人中縮小ボトックス注射について、意見がいろいろあり混乱する。

    A;相反する意見は医学会ではよくあります(患者さんには迷惑ですよね)。傷は運動刺激によって肥厚するため、動きを止め安静を保つ意味では正解。ただしコントロールが難しいので注意が必要です。私はテープ固定を最重視。

◆ ヒアルロン酸に関するツイート

  • #ヒアルロン酸

    【ヒアルロン酸注射で意外に気がついていないこと】
    “素の時にできるシワ”に注射すれば、ボコッと盛り上がることは少ないし、笑った時も盛り上がりにくい。“笑った時にできるシワ(表情ジワ)”に注射すれば、素の時はボコッと盛り上がることが。表情ジワにはボトックスがbetter。

  • #ヒアルロン酸

    Q;ヒアルロン酸注入が癌の発生を促進するというのは本当?

    A;確かにそのような論はある。https://bit.ly/384N4RD
    しかし美容外科でヒアルロン酸を注入し、発癌した話や論文は私が渉猟した限りない。低分子、炎症が悪玉の鍵になっているようだ。

  • #ヒアルロン酸

    Q;ヒアルロン酸は安全ですか?

    A;ヒアルロン酸の種類、注入量、注入部位、手技などなど適切なものを適切に行えば問題はないですよ。長く残るもの、過剰に入れる、不適切な場所、誤った手技などにより、リスクが高くなるわけです。

  • #ヒアルロン酸

    ヒアルロン酸はボカボカ入れるものでもなく、アップセルのために大量に注入するものでもありません。失明や皮膚壊死、形態異常、吸収されないなどトラブルが多いことも知っておきましょう!

  • #ヒアルロン酸

    Q;先生の病院で使用されているヒアルロン酸の種類を教えていただきたいです。最近ほうれい線が気になり始めました…注入系を検討しています。

    A;私はかためのヒアルロン酸は使用せず、やわらかいものしか使用していません。いずれにしても大量注入だけはさけてくださいね。

  • #ヒアルロン酸

    Q;唇への注入の場合の審美面・懸念点についてご意見があればおうかがいしたいです。

    A;ヒアルロン酸はどこに注入するにせよ、入れすぎはダメです。

  • #ヒアルロン酸

    ヒアルロン酸注入でリフトアップ? どうやってやるんだ? 頬の骨膜上にかたいヒアルを入れてボリュームアップにより頬を引き上げる? 業者さんはそう説明するが、腫れて引き上がったように見えるだけでしょ。教えて上手い人…。私は懐疑的。

  • #ヒアルロン酸

    ヒアルロン酸による失明の論文が散見される。この論文もそう。失明の最も危険な注入部位は額、眉間、鼻背。イラストのようにほうれい線注入でも起こりうる。血管内への誤注入により動脈圧によって運ばれる訳だ。確立された治療法はなく、不可逆的変化を起こしうる。bit.ly/30PBmXU

◆ ニキビ跡に関するツイート

  • #ニキビ跡

    Q;炭酸ガスレーザーとヒアルロン酸注入で、ニキビ跡の凹みは改善する?

    A;慢性的に炎症が持続し、組織が破壊され瘢痕化した状態がニキビ跡。瘢痕にヒアルロン酸を注入してもやわらかい周囲の組織が盛り上がるだけ、瘢痕にレーザーを照射しても瘢痕になるだけで満足度は低いと思う。

  • #ニキビ跡

    ニキビ跡は凹みの深さ、大きさによって光の屈折が変わるので、お化粧で隠せない場合も。強い炎症反応で組織が破壊され、モグラの巣のような状態になっているため、医療でも完治は難しい。アグレッシブにすれば色素沈着や瘢痕化するし、フラクショナル系のレーザーや培養表皮などでも難しい。

  • #ニキビ跡

    Q;ニキビを触って色素沈着、跡が残ってしまいました。

    A;いつなったか。凹みはないか。炎症性の色素沈着ですから数カ月は日焼け予防、そしてこすらないこと。Asianスキンは炎症性色沈が残存しやすく、症状によって治療は複数にわたります。

◆ 注入物に関するツイート

  • #注入物

    私は涙袋にfiller注入は行わない。賛否はあるが、綺麗だと思わないし、膨らみがなくなれば繰り返し注入してしまい、残存する可能性が高いからだ。fillerの種類にもよるが、眼輪筋に入り込んで肉芽腫になる場合もある。除去は本当に大変だ。

  • #注入物

    異物注入は本当によく考えて行わないと、取るのが大変。私はたくさん除去しているが、本来であれば、切らなくてよいところを切らないといけなくなることがある。そんな時は患者さんもつらいけど、私もつらい……。

  • #注入物

    ヒアルロン酸や脂肪などfillerを安易に注入し後悔する人が多い。最初は軽い気持ちで注入する。しかし注入後に合併症などを調べて、怖くなり後悔する。これは順序が逆だ。SNSが普及した時代、注入前こそよく調べるべき。凹凸、肉芽形成、増殖性変化、失明、壊死など悪化してからでは遅いから。

  • #注入物

    【長期持続filler・PRP・FGFについて】賛否あるが私は使用しない。長期間体内に存在すると、今後どんな副作用がでてくるか分からないと考えるからだ。“長く持つから得だ”“自分の血液だから”という考えはNG。私は今まで肉芽腫となった症例をたくさん診察している。

  • #注入物

    おでこの脂肪移植についての長期フォローの貴重な論文。この論文は約6年間で24人に対し前額部脂肪移植を行い、50%以上の満足度、7人は追加移植が必要だったそうだ。→参照ツイート

  • #注入物

    異物注入は本当によく考えて行わないと、取るのが大変。私はたくさん除去しているが、本来であれば、切らなくてよいところを切らないといけなくなることがある。その時は患者さんもつらいけど、私もつらい。。。

  • #注入物

    ヒアルロン酸は入れすぎるとお団子状態になって残ります。ポリアクリルアミドによる肉芽腫瘍変化を起こしているものや、FGFなど成長因子を入れて増殖してきたものなど治療しています。

  • #注入物

    顎だけではなく異物除去はたくさん行っている。 異物除去を行う場合、まず術前にMRI検査が必要で、これは位置の把握と安全に除去するため。術後は確認で撮影する場合もあり。また病理組織検査を行う場合もあり。 なおfillerの種類によりますが、完全除去が難しい場合もあります。

  • #注入物

    FGFには賛否はありますが、まず私は行わない。というのも以前膨らんできた症例を数例OPしていますが、病理組織検査を実施したところ、肉芽腫様の変化を起こしていました。増殖因子ですから可能性はあるのでしょう。今後このようなケースが増えるのでは…と危惧しています。

  • #注入物

    「長く持つから得だ」は危険な発想。取るのはほんと大変。私はまずMRIを撮影し、ある程度場所を特定して除去。ちなみにapproachは下眼瞼縁に近い部分に注入された症例は下眼瞼切開から。涙袋より尾側、ゴルゴ線などのへの注入例は真上を切開しないと除去できない。

  • #注入物

    【美容整形の落とし穴】ヒアルロン酸と違いアクアミド、液状シリコンなどの注入異物は体内に残ります。もし除去するのであれば、事前にMRI検査は受けましょう!その理由を徹底解説。amba.to/1EuiCsT

  • #注入物

    賛否はあるでしょうが、成長因子はあまりよい印象がありません。まだまだ歴史が浅く、数年経って注入した箇所が膨らんできて、除去→病理→“肉芽腫”という診断が多い印象。またケナコルトはケロイドなどに有効でありますが、このような診断のつかないものに打つのはリスクだと考えます。

  • #注入物

    【美容整形の注入物の怖さ】自分が入れようとしている注入物は事前にしっかり調べましょう!実は取るのが大変なんです。https://ameblo.jp/hills-beauty/entry-12077372050.html

  • #注入物

    最近はPCL系のfillerが使用されているようだ。「数年で自分の組織に置きかわるから、顔面に注入しても安全」って? 瘢痕や肉芽になるということ。アクアミドやアクアフィリングが問題になったように、簡単に取り出せず、長く体内に残るものは、安易に入れるべきではない。

  • #注入物

    fillerによる失明や壊死(血管へのfiller侵入)は必ず強い痛みが。失明はすぐ、壊死は徐々に進行。ヒアルロニダーゼが有効なのは後者。前者は難しそう。予防しかない。

  • #注入物

    Q;目の下のくぼみが酷く、ヒアルロン酸を1~2カ月に一回のペースで注入。PRP注入をしようか悩んでいます。

    A;賛否ありますが、PRPやFGFはまだまだ歴史の浅い治療です。数年前にそれらを注入し、最近膨らんできた方を何人も診察し、除去しています。私ならやらないし、勧めない。

  • #注入物

    先日、PCL素材(ボール)を除去した。実は4年前に挿入されたものだ。PCLは1年程度で自分の組織に置き換わると言われたそうだが、4年経っても残っていた。そして軟骨も変形していた。安易に入れないこと。

◆ リフトアップに関するツイート

  • #リフトアップ

    【切開リフトについて】
    ・若い人ほどその変化はわかりにくい
    ・手で引き上げるほどの効果は望めない
     (誤ったベクトルで引き上げている方もいる)
    ・意外に口もとの膨らみは改善されない
    ・傷が生じる。その傷は体質、tensionによってかわる
    *術前説明は大切。説明しないのは論外。

  • #リフトアップ

    意外かもしれないが、口もと(口角部)の膨らみは脂肪吸引やフェイスリフト行っても、あまり改善しない。特に年齢が若ければ若いほど、改善しにくいと考えたほうがよい。またバッカルファット除去に関して、私は懐疑的。術後の凹み、また長期的に見ると、たるみの原因にもなりえる。

  • #リフトアップ

    ミニリフトは医師により切開・剥離範囲の見解が分かれるが、皮膚だけを切除するものではない。私は剥離を約3横指で、SMASは必ず処理する。フェイスラインの改善・エラ削り後のたるみに有効だ。また手術中に坐位で引き上げ具合を患者さんに確認してもらう。*口もとの膨らみは改善しにくい。

  • #リフトアップ

    Q;ミニリフトは何歳からできますか?

    A;ミニリフトで改善するのは、フェイスラインと口角下のたるみ(マリオネット)。最低年齢は確か30代前半だったか。20歳以上で学生でなければ可能だが、耳の前から後ろにかけてメスを入れることをしっかり考えてください。

  • #リフトアップ

    切開リフトの回数制限についてよく聞かれますが、ケースバイケース。耳垂や耳珠の状態、もみあげの状態、傷の状態、不自然にならないかどうかなどを確認して判断。2回までなど特に回数の制約もければ、無制限にやることもありません。

  • #リフトアップ

    よくミニリフトやフェイスリフトのカウンセリングをした患者さんから、「先生!どれぐらいもちますか?」と聞かれる。ヒアルロン酸やボトックスなら、その質問は正解!若返りの手術はそこからまた老化が始まる。SMASをあげていれば、その老化は遅らせられる。引きあげた分が戻ることはない。

  • #リフトアップ

    とてもわかりやすい中顔面リフト。アニメーションなので見やすいと思います。https://t.co/eurh1sw9i4?amp=1

  • #リフトアップ

    若い時にリフトを行っても、さほど変化しない。それは皮膚にはりがあるから。しかし輪郭や脂肪吸引を行った後にたるんだ場合などは、リフトを行う(SMASを引き上げないとダメ)ことで少し改善する。「何歳で行う」ではなく、引き上げれば改善するであろう症例が対象。過剰な期待は×。

  • #リフトアップ

    皮膚とSMASを切ると戻りません。そこから老化が始まる、たるみ始めるという意味です。糸のリフトではありませんし、ナイロン糸はとけないです。ちなみに私は糸によるリフトはしません。余った皮膚はどこにもいかないから。

◆ 骨切りに関するツイート

  • #骨切り

    【骨切り術後に起こりうる皮膚のたるみについて】
    骨を削って顔を小さくしても皮膚の表面積は変わらない。極端だがプロレスラーのマスクにたとえると、顔の大きな人が装着したマスクを顔の小さな人がかぶるようなもの。つまり余りが出るので、術後や将来的にたるみが生じる可能性がある。

  • #骨切り

    鼻を中心とする顔の長軸方向は老化しにくい。しかし頬、目元を始め両サイドは老化による変化が著しい。つまり下顎や頬骨がしっかりしていないと、将来的に支えが不十分で、老化による変化が目立つ。下顎や頬骨の手術を行うのはかまわないが、将来のことも考えて行ってほしい。

  • #骨切り

    Q;頬骨はどのくらいの出っ張りなら手術適応ですか?

    A;頬骨の場合、体部は分厚く削れる。一方アーチは薄く、削る量も限られる。reductionは骨切の類いになる。大切なのは度合いで、やり過ぎは基礎を壊す。骨のOPは骨膜下で剥がすので、その一因になっているとも言える。

  • #骨切り

    Q;一生メンテナンスをする覚悟がなければ、骨切りはやるべきではない?小顔になりたいです。

    A;骨切は顔の基礎。基礎工事をすることは否定しないが、トラブルが多いことも知っておくべき。小顔も何をもって小顔と判断するかが難しいですが、下顎角の張り出しがなければ、無理な骨切はNG。

  • #骨切り

    【骨切り術後に起こりうるたるみ】
    皮膚の表面積は変わらないので、骨という屋台骨を削るとどうなるか。プロレスラーのマスクを想像してください。顔の大きな人のマスクを顔の小さな人がかぶるようなもので、余る。若い人にリフトをすればいいのかという単純な問題でもない。だから美容整形は難しい。

  • #骨切り

    骨切りは術式によってトラブルが多い。韓国に比べて日本で積極的に行われない理由がここにあります。ルフォーの骨切などをやるときは自己血を用意し、咬合模型を作り、機能的および整容的な改善を求めます。これは万が一のことを考えているから。神経麻痺や皮膚のたるみなど二次的合併症も多い。

  • #骨切り

    輪郭は骨だけで構成されているわけではありません。皮膚、脂肪、筋肉なども重要な要素です。骨は基礎となる土台、骨切りをすることで基礎は変わります。基礎工事が大きければ大きいほど、同時に他の部分、特に皮膚を適切に処理しなければいけません。輪郭の形態が不自然になります。

  • #骨切り

    歯列矯正“だけ”で口もと、特にオトガイ部の改善は厳しい。両顎骨切り側貌で半時計まわりに回転、オトガイの形成などが治療の候補。

◆ 脂肪吸引に関するツイート

  • #脂肪吸引

    Q;顎下のもたつきは何が原因?

    A;よく顎下の脂肪吸引を希望される方がいるが、頤部が小さく、広頚筋がテントしてピンと張っていな状態が多く、脂肪は意外とない。顎下を吸引して締まってみえるのは、筋肉(広頚筋)と皮膚が癒着している場合がほとんど。

  • #脂肪吸引

    【下アゴの脂肪吸引の誤った判断】横顔で鼻尖、口唇、アゴを結ぶEラインにペンをあてて確認してみる。下アゴがEラインに到達していなければ、元々オトガイが小さく皮膚や筋肉が緩んだ状態で、脂肪吸引を行ってもよくならない。意外に脂肪が原因であることは少なく、正確な診断が必要。

  • #脂肪吸引

    脂肪吸引は、体型を整えるためであり、肥満解消や体重減少を目的としたものではない。賛否はあるが、大量の脂肪吸引は勧めない。体液のバランスがおかしくなる(不均衡)、麻酔毒性、更に塞栓、血腫、神経麻痺、壊死などのリスクが上がるので気をつけてほしい。

  • #脂肪吸引

    痩身の脂肪細胞について一言。脂肪細胞を減らすことができればやせる。しかし残った脂肪細胞の一つ一つが膨らんで大きくなれば、太る。つまり脂肪細胞が100から90に数が減っても、極端な話、90の脂肪細胞の一つ一つが倍の大きさになれば太る。つまり暴飲暴食はダメということ。

  • #脂肪吸引

    脂肪吸引の死亡事故の問題は、友人の麻酔科指導医曰く「過剰な麻酔量投与や麻酔科でない医師(執刀医が麻酔をかけている場合もあり)が行う全身麻酔」だそうだ。また未熟な医師や解剖学的知識の欠如した医師による施術でも起こりうる。あとは脂肪肺塞栓など。麻酔を誰が行うかの確認は必要だ。

  • #脂肪吸引

    脂肪吸引・切開リフト後は圧迫が必要。それはなぜか? 腫脹予防・止血のため。 もちろんそれも大事だが、吸引、リフト共に皮膚と脂肪層(顔ならSMAS)を剥がす。つまりdeadspaceを人工的に作るため、術後圧迫しないとたるみ・後戻りの原因に。そもそも顔の脂肪吸引は賛否がある。

  • #脂肪吸引

    お腹やウエスト、内ももから膝まわりまで、「この部分を少しだけ痩せたい」と思われる方はミニ脂肪吸引がよいかも。コストが安く、ダウンタイムが短く、痛みが少ないなど、脂肪吸引よりお手軽です。http://amba.to/2fDZkhQ

◆ 傷跡に関するツイート

  • #傷跡

    【傷に対する基礎知識】擦過傷、やけどは約2週間の湿潤環境が大事。つまり保湿。2週間以上たっても乾かない創部は、感染を考えてよく洗う。これは菌量を減らす目的がある。また肥厚性瘢痕や拘縮の原因となるので、縫合創は安静にして運動刺激を加えない。テープ固定は重要となる。 *日焼けは厳禁。

  • #傷跡

    術後の傷を甘くみてはいけない。3~6カ月は可塑性(かそせい;力を加えると変形し、力を除去した後も元に戻らないこと)があり、その間は生き物のように動くので安静が必須。運動刺激で傷が太る(肥厚性瘢痕)、凹む(陥凹性瘢痕)ことも。特に口・鼻・関節周囲は要注意。

  • #傷跡

    赤く盛り上がっている傷をケロイドだと思っている人が意外に多い。実はそのほとんどは肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)だ。ケロイドは傷の範囲を越えて広がるが、肥厚性瘢痕は決して広がらない。ケロイドは手術すれば悪化することがあるが、肥厚性瘢痕は手術しなくても次第に平らになっていく。

  • #傷跡

    クレーター(陥凹性瘢痕)は光の当たり方で変わるので、気になりやすい。レーザーやヒアルロン酸ではおそらく満足いくような改善は難しいと思う。ダーマペンも少し改善したかなという程度。面の部分であれば、複数回に分けて切除縫縮や自家組織移植で対応している。面を線の傷にかえるわけだ。

  • #傷跡

    Q;傷痕が残らない治療、もしくは消す方法は皮膚移植ですか?

    A;皮膚を移植しても、移植したつなぎ目(縫合部)は傷です。消えはしません。

  • #傷跡

    皮膚の陥凹はフラクショナル系のレーザーでも難しい。瘢痕切除あるいは、needle dissectionなどを行うか、さらに組織を移植するか・・・方法はいくつかあります。陥凹はお化粧で隠せないし、光の当たり具合によって目立ちます。

  • #傷跡

    “傷は運動刺激を食べて太る”と覚えておいてください。動きによって傷は肥厚、幅が広がるなどします。テープを貼っていないのであれば、日中はできるだけ動かさないように努力すること。リスクをいかに下げるかが重要です。*小鼻の付け根はもともと脂腺が多く、傷のくっつきは悪い*

  • #傷跡

    肥厚性瘢痕は、炭酸ガスレーザーで削ってもまた肥厚性瘢痕になる可能性が高い。私なら行わない。肥厚性瘢痕は基本的に瘢痕の幼若期に圧迫が重要。癤の跡の治療はとても難しい。

  • #傷跡

    傷が赤く盛り上がっているからケロイドと勘違いしている人がいるが、その多くは肥厚性瘢痕だ。傷の範囲を越えずに盛り上がるのが肥厚性瘢痕、傷の範囲を越えて盛り上がり広がっていくのはケロイド。傷がかたく盛り上がってるのでケナコルトを打つが、私はケロイドにしか打たない。安易な注射は凹む。

  • #傷跡

    手首・膝など関節可動域の肥厚性瘢痕に対し、私は必ず運動刺激予防としてギプスを術後数カ月行う。傷は可塑性があり、運動刺激によって太る(肥厚する)から。昔、冨士森良輔先生から徹底的に叩き込まれた。*肥厚性瘢痕に対するレーザー治療は満足度が得られないと考えているため、行っていない。

  • #傷跡

    私は瘢痕組織に対して、創傷治癒を利用したレーザー治療には懐疑的であり、よくなる印象はありません。深く削るとそこは再び瘢痕化します。では表面を整えるだけでよいのか? それでは満足度が低くなるという考えです。

  • #傷跡

    【水疱瘡の凹みをキレイにするには】 水疱瘡の後にできた皮膚の凹み。意外に悩んでいる人が多い。ではどうやってキレイにするのか、その手順を公開します。amba.to/1LaahSY

  • #傷跡

    傷は必ず残る。それが目立たないかどうか。適切なデザイン、手術を行えば問題はない。陥凹すれば目立ちつ。 <ポイント> みんな傷をすぐにお化粧で隠そうとするが、乾燥するのでウェットにしておくべき。「隠せない」という意見は重々承知だが、眼鏡などでしばらくはごまかすべきだ。

  • #傷跡

    他院で黒子を除去して凹んでしまった傷跡、患者さん自身も身体醜形障害の状態になり、困っていました。その凹んだ傷跡ってどこまできれいにできるの? http://ameblo.jp/hills-beauty/entry-12267612589.html

  • #傷跡

    Q;急にやせたため、二の腕の皮膚が伸びきっています。

    A;このような場合は皮膚切除を行いますが、腕の付け根から肘にかけてジグザグの傷ができます。傷が直線距離を取ろうとして引きつれを起こすからです。傷のA点(脇の付け根)とB点(肘)にジグザグを入れると距離が伸びますよね。

  • #傷跡

    ところでいつも不思議に思うのは、目の上下の傷(二重の切開線と下眼瞼切開の傷)はあれだけ動くのに目立たない。しかし眉下切開、目尻切開、目頭切開の傷は目立つ。うーむ。傷はとても奥が深いのだ…。

  • #傷跡

    傷跡修正で一番難しいのは鼻の傷。特に鼻尖部のニキビ跡などできた凹んだ傷。安易に切って縫合しても、高い確率で傷は①開く、②ジュクジュクする。①は鼻の組織が足りないから、②は脂腺が多いからだ。ケースバイケースだが、私はよく鼻の中を切開して耳介軟骨を移植し、裏側から傷を盛り上げる。

  • #傷跡

    Q;半年前、腕を形成外科で縫ったのですが、周辺の赤みがなくなりません。

    A;傷は可塑性(お餅のように伸び縮みする性質)があり、運動刺激が加わる部分などは約6カ月ぐらいかけて肥厚、陥凹などさまざまに変化。その後、色調も含め改善してくるのでもう少し様子を見て、担当医に確認を。

  • #傷跡

    瘢痕が成熟瘢痕になるには数カ月(約半年)かかります。その期間は理論上リモデリングができる期間です。硬さなど、診察しないとわからない点も多いですが、私ならケースバイケースで外固定(テープ)や内固定(レティナ)など利用。なお鼻中隔延長の場合は、レティナを細工する必要があります。

  • #傷跡

    修正は初回手術より難しいんです。瘢痕、組織量など不確定要素が多すぎるんですよ。だから現状より悪化する可能性だってあります。あとは・・・実際に触ってみて、皮膚の余裕など確認する必要もある。

  • #傷跡

    基本的に顔面(耳以外)にケロイドはできず、できるのは肥厚性瘢痕です。ケロイドは傷の範囲を超えて増殖していく腫瘍のようなもの。どちらも赤く盛り上がるので区別がつきにくい。ケロイドは胸、肩、腹部、上腕にできやすいのです。

  • #傷跡

    頬など局面にある丸い傷を単純に縫合すれば、中心部が凹み、両端が盛り上がりますから、注意して手術します。ちなみに陥凹性瘢痕にレーザーやヒアルは懐疑的。ヒアルなどは周辺のやわらかい組織だけが盛り上がるので、あまり意味はありません。

  • #傷跡

    私が「傷に対する運動刺激はダメだ!」と口を酸っぱくしていうのは、昔恩師が行った口唇周囲の火傷後の植皮術の術後経過を見たからだ。恩師はその患者さんに約6カ月間固定を強いた。仕上がり? それはそれはシワひとつないキレイな皮膚になっていた。あれが今でも目に焼き付いている。

  • #傷跡

    Q;皮膚の陥没、クレーターへの脂肪移植はどう思いますか?

    A;あるクリニックの症例写真を見る限り、改善があるように見えます。ただ非常に高額でリスクもよく分かりません。脂肪移植は数十%吸収される、瘢痕に負けるのではと思います。現在は軟骨あるいは真皮脂肪移植で対応しています。

  • #傷跡

    実は凹みはお化粧などで隠せないので、小さな陥凹瘢痕でも気になりやすい。程度によるが、単純縫縮はdogearが生じるし、脂腺が多いと傷のくっつきは悪い。レーザーやヒアルなどのfilller系は懐疑的。 私なら内側から薄く剥がして、自家組織移植で下から持ち上げる。

  • #傷跡

    基本的に陥凹瘢痕を切開縫合したら、瘢痕を含め、組織量が減るので何かでリカバーする必要があります。頬のように局面のある部分で、丸い傷を切り取って縫合すると少し広がり、それを単純に縫合すれば中心部が凹み、両サイドがdogearに。小さな傷跡修正でもプランニングは大事。

  • #傷跡

    何度も発信しているけど、傷は3~6カ月は動かせばどのようにでも変化する。逆にいえばその3~6カ月間、傷を安静(動きを抑制する)にすれば、高い確率で傷が目立つことを予防できる。しかし患者さんもそんな長い時間はテープを貼るなどの安静行為は嫌がる。そこに矛盾が生じている気がする。

  • #傷跡

    陥凹性瘢痕は光があたると影に見えます。これはお化粧しても隠せません。そのため凹んだ面を線に変える必要があります。ということは、目立たなくなる可能性はあります。

  • #傷跡

    私は外科医ですが、レーザーの指導医でもあります。ツイートでも発信していますが、凹んだ傷にレーザーはおすすめしません。色調を改善する目的ならOK。皮膚に穴をあけ、創傷治癒を利用して傷跡を治すと言われるフラクショナル系のレーザーでも厳しい。でも一度経験するのはありかも 。

  • #傷跡

    黒子を炭酸ガスレーザーで施術し、その後が凹んだ患者さんがときどき来院される。凹んだ傷はお化粧で隠れないし、醜形障害を引き起こす場合も。気にならないと周りから言われても、たとえ5mm以下の傷でも本人は気になる。凹む可能性があることを伝えること、手技はやり過ぎないことが大事だ。

◆ ケアなど、その他に関するツイート

  • #ケアなど、その他

    美容整形で大きく変えたい気持ちはよくわかる。しかし顔の組織には限りがあり、しかも手術すればするほど組織はかたくなり、可動性が悪くなる。経験上、必要最小限度の整形で止めておくことがよいし、やればやるほど無限のループに入ってしまうので、気をつけよう。

  • #ケアなど、その他

    術後の検診は大切。経過がいいと来なくなる人も多いが、最低でも術後半年間は担当医に見せてほしい。私は自費診療だけを行っているので、術後検診は無料で行う。カウセ、手術、検診のどれが欠けても駄目。これは医師を見分ける重要ポイント。術前に長期検診の有無を確認。

  • #ケアなど、その他

    Q;自分は身体醜形障害な気がする、先生は手術しますか?

    A;手術をするかしないかの見極めが大事です。友人の精神科医が「美容外科医なら最低限のことは知っておくべき」とDSM-5を紹介され読みましたが、知らずに手術するのはダメ! 適切な心療内科を選び、きちんと引き継ぎすることが大事。

  • #ケアなど、その他

    【睡眠中の器械的圧迫が老化に与える影響】
    横向きで寝ていない? 睡眠中の枕などによる器械的圧迫は、シワだけでなく顔面のskin expansionに影響しているという。生理的老化と、この長時間・長期的な歪みが老化をすすめるようだ。https://bit.ly/30Ohtjp

  • #ケアなど、その他

    美容形成はあくまで自己満足であり、動機はどうあれ手術する・しないは個人の自由。しかし私は患者さんが希望しても、リスクがあり、満足度が得られないと判断すれば、はっきりと「やめた方がよい」と伝える。私はリスクをできるだけ回避し、ミニマムチェンジを好む医師なのかもしれない。

  • #ケアなど、その他

    【鏡と写真の関係について①】
    人は写真より鏡を見て生活している。左右完全対象でない限り、多くの人が自分自身の写真に違和感を覚える。美容外科を受診される患者さんに「写真が嫌い」という方が多いのは、この違和感からくると思われる。

  • #ケアなど、その他

    【鏡と写真の関係について②】
    人間の顔は静止画(写真等)だと欠点を多く見いだすが、普段は常に動いている。つまり私はカウセの時に、患者さんの表情を観察して、評価し、アドバイスしている。特に目は写真を撮る時にかまえるので、どうしても自然な感じが消えてしまう。

  • #ケアなど、その他

    鏡に映る姿は脳で補正されていると考えてよい。誰もが写真の自分に違和感を覚えたことがあると思う。その正体は左右非対称性と補正。そしてこれが、患者と医師間のgapを生む。医師が手術するのは写真に写った実像で、鏡像ではない。これに気づくのに時間がかかり、術中鏡を見せるようになった。

  • #ケアなど、その他

    【手術を行った方、これから行う人へ】
    必ずダウンタイムがあるので、その期間は心が折れないよう気をつけて。私は必ず術前に言う。「人が何と言おうが、ネットで何と書いてようが、鏡を見てどんなに落ち込んでも、跳ね返す精神力が必要」と。ただし明らかな整形の失敗は治すしかない。

  • #ケアなど、その他

    SNSの普及で美容医療がより身近になった。以前は不透明な部分も多かったが、医師・スタッフ・患者さん・整形アカの方々が自ら情報を発信するようになり、透明化されてきた。ただ術前はよい情報に目がいきがちで、術後は不安感から悪い情報に目がいく。DT中こそ、より冷静にならないといけない。

  • #ケアなど、その他

    【美容外科選びの参考に】
    ①医師自らがカウンセリングをする
    ②施術を必要以上にすすめない(無理にセットを組ませない)
    ③リスクを説明している
    ④「考えます」といった時に豹変しない
    ⑤美肌レーザーを医師が行う
    など。あと経験年数も大事。
    利益優先それとも患者優先かはこれでだいたいわかります

  • #ケアなど、その他

    身体醜形障害は強迫神経症の一部で、“繰り返し行動”が特徴。たとえば家の鍵を何度も確認する、必要以上に鏡を見る、必要以上にネット検索をする行為などが繰り返し行動で、思い当たる方はその気質があるかもしれない。手術を受けた場合、無限ループに入る可能性もあるので要注意。

  • #ケアなど、その他

    医師によって見解は異なるが、美容外科手術によって大きく変えるよりは、自然によりよく変化させるほうが美しいと思う。皮膚の表面積は変わらない為、無理をすれば不自然さが出る。特に鼻は顔の中心に存在し、個人の特徴が現れる。ただ“高く” “細く”という問題でもない。バランスが大切だ。

  • #ケアなど、その他

    医師と患者さんとの間にある、整容面での仕上がりへの満足度のギャップをどう埋めるか。それが美容外科手術の課題だ。このギャップは、“実像と鏡像” “体質” “動き” “時間的変化”などが複雑に絡む。特に腫れなどが引くまでの時間的変化の観察と心のケアは、健診によるサポートが必須。

  • #ケアなど、その他

    外科医は術後ケアへの取り組みで大きく差が出るかな。他院での相談を聞いていると、“術前に優しかった医師やスタッフが、術後に不安や不満を口にすると、豹変する”という話も。たとえその結果が悪くてもしっかり対応するのが良医。自分の過ちを認めないのは……ですね。

  • #ケアなど、その他

    カウンセリングで『その手術やらなくてもよかったのでは?』と思う患者さんを時々みかける。
    患者さん;主観的な評価があいまい(客観視ができない)、勢い、リスクを調べないなどで手術を受けた。
    医師;やってみたい、売上をあげたい
    これら要因が複雑に絡み合う。一方で修正の難易度は上がる。

  • #ケアなど、その他

    カウンセリングをしていると、幼少期に家族や友人から発せられた一言で傷つき、それが原因で自己肯定感が低くなった方に多く出会う。もし美容外科手術をするなら、同時に自己肯定感を高められる(つまり安心できる)ように導かないといけない。でもこれが手術よりももっと難しい。

  • #ケアなど、その他

    美容手術を受ける動機は人それぞれだが、“母親の目に似ているから、父親の鼻に似ているから整形したい”と言われると返す言葉がなくなる。それがたとえきれいな目、形のいい鼻であっても。このような場合はどうすればいいか複雑な心境になるし、治療のゴールをどこに持っていくのかが難しい。

  • #ケアなど、その他

    友人の麻酔科指導医が「産科無痛分娩や美容外科で麻酔事故が多い理由は、麻酔をちょっとかじっただけの“麻酔科医もどき”が自分で麻酔をかけ手術するから。麻酔科医を雇うお金をケチるからだ」と怒っていた。そもそも餅は餅屋に任せるべきだ。

  • #ケアなど、その他

    【美容外科手術を行う前に思い出して欲しいこと】高い理想像を描いていると、それが叶わなかった時の落胆は大きい。腹八分目ではないけれど、理想もほどほどがちょうどいい。モデルはモデル。自分は自分。短所を理想に近づけようとして無理すると、負の無限ループに迷い込んでしまう。

  • #ケアなど、その他

    形成外科を長年やってきた医師が、美容外科手術が上手いかといえばそうでもない。やはり美容外科手術の経験値が大切だろう。また座った猫やキリンを正確に描けるなど特徴を捉える能力も大事。形態音痴だと美容外科医には向いていないだろう。

  • #ケアなど、その他

    カウンセリングの際に患者さんからよく聞く言葉がある。『顔が悪いせいで全てうまくいかない』と。しかし患者さんの顔を拝見すると、必ず長所がある。長所がたくさんある方もいる。自己肯定感が低く、客観視ができない方は意外に多い。プロの私が診断しても信じてくれない方もいる。美容外科は難しい。

  • #ケアなど、その他

    症例写真をインスタやHPなどで確認するときの大事なポイント。術後(3~6カ月以上)の写真(無加工)を見て「わーきれい」ではなく、術前の状態を必ず確認すること。すると、その変化のポイントや限界が見えてくる。特に鼻は皮膚の厚さや硬さがあると、手術を受けても大きく変化しにくい。

  • #ケアなど、その他

    カウセをしていると、幼少期に「ブス」や「デブ」と言われ、自己肯定感が低くなった方に出会う。それも両親や親戚に言われてだ。一方で家族から「可愛い」と言われてきたが、友人やモデルと対比して自分は可愛くないと思い、自己肯定感が低くなる場合もある。手術で解消されないケースは多い。

  • #ケアなど、その他

    幼少期のいじめなど、トラウマにより安心できる環境がなくなり、自己肯定感の低くなった方に美容外科手術を行っても、解消されるどころかむしろのめり込んでいくことが散見される。積年の思いがあるわけで簡単にはいかない。その後の安心できる環境作りが大切で、臨床心理士の助けも必要だ。

  • #ケアなど、その他

    【カウセで感じたこと】
    イジメられた側は発せられた言葉、相手、時期、場所を決して忘れない。イジメた側は何も覚えていない。容姿に対する心無い言葉で、美容院にも行けなくなった。イジメられた人にしかわからない。「そんなことない」と軽々しく言えない。手術により何とか手助けしたい。

  • #ケアなど、その他

    初診カウセで聞いた患者さんからの言葉 生まれた時にきれいな顔になるかどうかは決まっている。そっち側になれるように私もできる限り努力した。だけどそれが無理なこともわかった。美容整形はそれをかなえるものかとも思ったが、限界があることも知った。非常に難しい課題だ。

  • #ケアなど、その他

    情報が錯綜しすぎて何が正しいのかわからない人がたくさんいるようだ。だって「コラーゲンを飲んだらコラーゲンになるって聞いたけど、本当ですか?」と聞かれても、「ウソです」としか答えようがないじゃない。みんな情報に踊らされている。気をつけましょう!

  • #ケアなど、その他

    よく患者さんから「吸収糸で縫わないのですか?」と聞かれる。「吸収糸は抜糸をしなくていいので便利」だと思われがちだが、私は口の中以外は使わない。なぜなら皮膚の表面の縫合は、ナイロン糸がベストだからだ。また吸収糸は異物反応を起こすこともあるの使わない。

  • #ケアなど、その他

    自分が行った手術は経過を見ることで学べることが多い。大学病院等で形成外科を学ぶのは術式だけでなく、経過を見る大切さを学ぶわけだ。それは習慣になる。最近は美容外科の世界にすぐに飛び込む先生もいるが、経過を見ることを学んで欲しい。「利益優先でやりっ放し」では何も得るものはない。

  • #ケアなど、その他

    【症例写真を見るポイント】
    術後(3~6カ月以上)の写真(無加工)を見るのではなく、術前の状態を必ず確認すること。そうすると、変化のポイントや限界が見えてくる。特に元々皮膚が薄く、かたくない鼻は結果を出しやすくチャンピオン症例として掲載しやすいが、あらゆるパターンの写真を掲載すべき。

  • #ケアなど、その他

    二重全切開/眉下切開/目頭切開/小鼻縮小/人中短縮などなど、術後早期からお化粧で傷を隠そうとする方がいるが、気持ちはわかるけどこれは“大間違い”。
    ★乾燥する(縫合創は乾燥が一番ダメ)
    ★化粧をする、それを落とすと、最低2回縫合創を刺激する

  • #ケアなど、その他

    とても嬉しいことがあった。1年前にカウンセリングした方で身体醜形障害があり、自己肯定がとても低い患者さん。「あれから毎日成長ノートをつけ、気分がだいぶ楽になった。自己肯定が低いと何もいいことがないことに気づき、前向きになった」と。 カウセも大事。OPだけが全てではない。

  • #ケアなど、その他

    最近いい加減なOP多すぎる。ゴアテックスは2枚と聞いていたら4枚も入っていた。オステオポールも2個挿入のはずが1個だけ。鼻中隔軟骨は温存されていると聞いていたが、軟骨は温存されておらずPCLプレートに置き換わっていたなどなど。もはや医療詐欺。

  • #ケアなど、その他

    上司に“ゲリブスと言われた”と言って来院された患者さん(彼女は何の非もない)。これね、もはや何とかハラスメントを超えているし、女性に対して許せる発言ではない。どんな状況であれ、言っていいことと悪いことがある。こういう一言が自己肯定を下げてしまう。そういう人を何人も診てきた。

  • #ケアなど、その他

    美容整形後のDT中は不安やつらさで、24時間が長く感じる。みんなに言いたいが、DT中は強い気持ちが必要。手術する前はよくなることしか考えないから、なおさら不安になる。私はリスクをしっかり喋るため、術前に不安にすることがある。これを言うと手術をやらない人が増えるが仕方ない。

  • #ケアなど、その他

    ネットが普及しさまざまな情報が手に入るようになった。それにより、憧れの芸能人やモデルの顔を簡単に検索でき、保存・分析する方が増えた気がする。そして自分と比較する。美容外科医の立場からいえば、これはいい面もあるが、そこに囚われてしまうという悪い面もある。

  • #ケアなど、その他

    整形前はよい情報に目がいきがちだが、整形後はダウンタイム中の不安感からか、悪い情報に目がいくようになる。この時期、冷静に判断できればいいが、なかなかそうもいかない。そして「やり直さなければ!」と思ってしまう。手術は手術日が完成ではない。待つことはとても大事なことだ。

  • #ケアなど、その他

    【形成外科医が考える身体醜形障害】台湾で身体醜形障害(醜形恐怖)について発表しました。『医師の間でもまだまだ認知されていないのかな』と感じました。身体醜形障害について詳しく解説しています。amba.to/2kFtGly

  • #ケアなど、その他

    意外かもしれないが、検診って実は医師を成長させる。昔、検診の大切さを冨士森先生から徹底してたたき込まれた。自分は当たり前のように検診を行っているが、カウセをしていると、全然検診をしない医師がいることに驚く。自分の患者さんの経過が気にならないのかな!?

  • #ケアなど、その他

    Q;整形をしたこと、バレたくないのですが、どうしたらよいでしょうか?
    A;バレるバレないはその人が工夫するしかありません。目であれば、手術前から眼鏡をかけて何食わぬ顔をしておく。鼻であればマスクをするなど。いずれにしても挙動不審が一番バレる。

  • #ケアなど、その他

    手術によって希死念慮がなくなる人もいれば、手術によって希死念慮が現れる人もいます。少なくとも我々美容外科医は、前者として導かねばならない。

  • #ケアなど、その他

    検診中の20代の患者さんと話している時、 「先生、私最近昭和の女性アイドル歌手の顔 にハマってるんです」
    「誰ですか?」
    「中森明菜さんです」
    世代的にどうやってたどりついたか不思議だが、中森明菜さんはどのパーツも素晴らしい。

  • #ケアなど、その他

    医師発信の情報と、患者さん発信の情報とがあふれる時代に突入したと思う。受信する側は情報を整理し、判断する必要がある。一方の意見だけで判断するのは危険。罰則もなく、匿名性の安全域の中から、何でも発信してよいわけではないが、情報が正確であれば、匿名でも実名でもかまわないと私は思う。

  • #ケアなど、その他

    整容面のギャップこそ一番難しい。美容外科は実像と鏡像のギャップ、“動き”“時間”“体質”などが複雑に絡んでくるため、その後のfollowアップも大事。特に美容外科の場合は、施術が終わると一度も来院しない方もいて、長期followができないケースもあり、課題である。

  • #ケアなど、その他

    患者さんと最近美容外科Twitter医師が増えましたよねって話になった。患者さん「Twitter医師は癖の強い方が多い、炎上したり、disったり、何かが起こるので、これはこれで面白いコンテンツです」癖が強いって言われます、否定はしません。確かに面白いコンテンツではある。

  • #ケアなど、その他

    “絵心無いというのは、他人が評価するものを信じて、評価されないものを目にも留めないこと”。患者さんと接していても思います。自分のいいところも見つけてほしいし、形成の結果がそうであってほしい。そうアドバイスできれば、といつも考えている。

  • #ケアなど、その他

    英国でも海外での美容形成手術が流行っている。低コストが魅力のようだ。日本人が渡韓し、美容外科手術を受ける構図と似ている。報告では、フォローアップの欠如が問題で、トラブルも増えていると。患者さんが安全に手術を受けるうえで国際的なコンセンサスが不可欠だと結んでいる。

  • #ケアなど、その他

    絵を描くことと美容整形は似ているようで違う。美しいものを作ることに変わりはないが、絵は失敗しても描き直せるし、描いた絵は動かない。だけど手術は失敗できないし、手術した部分はどうにでも動く。仕上がりと数カ月後が違うのはそういう理由だ。だから美容整形は難しい・・・。

  • #ケアなど、その他

    術後の長期的なフォローは術式などにもよりますが、抜糸時、1カ月後、3カ月後、6カ月後、1年後、その後は1年~数年ごと、と年単位です。ダウンタイム中は不安であれば、受診してもらいます。遠方からの方も多く、その場合は、写真・動画の送付でfollowしています。

  • #ケアなど、その他

    カウセやリプを見ていると、美容外科手術の合併症を調べずに勢いで行う方が多い。また最近は“整形アプリ”などがあり、自分でシミュレーションもできる。でもそれはあくまでバーチャルな世界で、現実とは違う。今後バーチャルシミュレーションは進化するだろう。私はそれを一番懸念している。

  • #ケアなど、その他

    自分の目だけ、あるいは鼻だけを見て、顔全体の中の目・鼻のバランスを見ていない方が意外に多い。これは「木を見て森を見ず」。一カ所にとらわれすぎると、それらの整形後にトータルバランスが悪くなる場合があるのだ。それが整形を繰り返す始まりとなってしまう。正しい方向に導くのも我々の役目。

  • #ケアなど、その他

    カウセしていて、時々自分の「美しい基準」が間違っているのかな?と錯覚してしまう。いや間違っていないはずだ、と我に返る。相手の希望はできるだけ叶えてあげたい。だけどそもそも整形したい部位の評価が患者さんと医師で異なれば、そこをどう埋めていくかが非常に難しい。

  • #ケアなど、その他

    ツイッターを行う形成外科医、美容外科医が増えた。実はアメリカは形成外科医が積極的にSNSを活用し、情報を発信している。SNS関連の論文も多い。Instagramは宣伝性が強く、Twitterは学術的でためになるツイートが多いと書いてある論文もあった。日本はまだ遅れているようだ。

  • #ケアなど、その他

    非科学的かもしれませんが、前向きな気持ちになる、自信があるって魅力的に見える。ちなみに、↓これは私が過去に鏡についてツイートした内容です。
    →過去ツイート

  • #ケアなど、その他

    整形は将来のことも考えて行わなければいけない。若い時は勢いもあるが、やって後悔する方が多いことも事実だ。美容整形によって理想の顔貌が手に入るかもしれない。だけど美容整形は魔法ではない。リスクと表裏一体なことも忘れてはいけない。

  • #ケアなど、その他

    患者さんに手術を見せる→術中にあまり血を流せない→術後の腫れや内出血が短くてすむ。局所麻酔でも麻酔をかけたところから手術をしていくので、痛みは最初の一刺し二刺し。あとはどれだけリラックスしてもらうかで痛みも半減。

  • #ケアなど、その他

    私は術後の固定やリスクを説明しすぎるので、患者さん帰りますよ(笑)。私はそういう意味では商売下手ですね。だけど自分が行った手術で患者さんが怒ったり、悲しんだりするほうがよっぽど嫌。それはお金には換えられない・・・。

  • #ケアなど、その他

    私は長所を探して、そこから組み立てていきます。基本は「こうした方がよりきれいになりますよ」という提案。ですから不必要なことは行わないし、髪型やお化粧の仕方で変わるならその方がいい。とにかく不自然や違和感がよくないんです。

  • #ケアなど、その他

    あ~、1回目のピークは過ぎてもうた。『ヒトの老化は34歳、60歳、78歳で急激に進む』 。Nature Medicineはimpact factor高い。→参照サイト

  • #ケアなど、その他

    人は自分の顔を鏡で確認し、鏡像を本当の姿と思っている人が多い。しかし私は手術時に「本来の姿(写真や動画に写る本人の姿)」にメスを入れ、形を作っている。そこにギャップが生じる。だから手術時に鏡を見せたほうがいいことに気づいた。

  • #ケアなど、その他

    最近ビフォア&アフターの加工写真を持参して「こうなりますか?」「このようにできますか?」と、患者さんに聞かれることが増えた。確かに参考にはなる。しかし実際は皮膚の厚さ、やわらかさなどなど個人差があり、難しい場合もある。理想と現実の解離が起こるので、そこそこにしよう。

  • #ケアなど、その他

    いつもスタッフや患者さんに「マイナス5歳を目指すように」と言う。美容医療はあくまで補助。本来は食事、睡眠、運動などが大切。美容医療は自分がやりたい時にやり、決して無理をしてはいけない。シワやたるみも完全になくすのは不自然。

  • #ケアなど、その他

    つらさを緩和する一つの手段として美容外科がある。しかし一つ間違えると、それはつらさを倍増させる。美容外科は諸刃、奥が深い。

  • #ケアなど、その他

    ★マスクで肌あれする人が増加
    ★肝斑などはマスクが擦れて悪化する
    創傷被覆材を用いてちょっとした工夫をしています。~参考までにどうぞ~ pic.twitter.com/yzB61rPWt6

  • #ケアなど、その他

    術後患者さんの検診をしていて、かわいい後輩2人からある部位を褒められたと報告があった。私はもちろん嬉しかったが、患者さんは90%お世辞ですという。“2人は純粋にそう思ったはずだ”と言った。もともと自己肯定が低い患者さんだったが、他人に褒められることがきっと自信になる。

  • #ケアなど、その他

    ダウンタイムについて
    <二重の手術>
    術後の腫れは必ず引きます。鏡を極力見ない。negativeネット検索をしない。
    <鼻の手術>
    術後は形が変わります。見慣れていた鼻を手術するので、その変化に最初はついていけない患者さんも一定数はいます。気をつけましょう。

  • #ケアなど、その他

    最近カウンセリングをしていて気になったこと 手術を受ける前にしっかり調べよう!たとえば
    ・埋没法はラインが元に戻るのはまだいい(よくはないけど)。
    眼瞼痙攣が起きると後遺症としてずっと残る可能性がある。
    ・鼻翼(小鼻)縮小のトラブル。
    切除した組織、丸みは戻ってこない!

  • #ケアなど、その他

    Q:コロナワクチンの影響で過去に入れた鼻プロテが赤く炎症を起こすことはあるのでしょうか。ワクチン後にかなり赤くなったので心配です。(病院には様子を見てと言われました)
    A:まず大丈夫でしょう!因果関係はありません。

  • #ケアなど、その他

    自分でボトックスを自己注射し、自己フォトフェイシャルを行い、最後は自己局麻を行い自己炭酸ガスレーザーでイボや黒子を除去した。その姿にスタッフはドン引きだ^_^ しかしフォトフェイシャルは痛い!そう、痛熱くないと効果はない。顔はマイクロクラストまみれである^_^

  • #ケアなど、その他

    Q:常に口元が歪んでいますが、改善できますか?
    A:顎変形症があると考えられるので、まず口腔外科へ。そして咬合チェックし、口腔外科での治療をおすすめしたい。審美目的なら美容外科もあり。とにかく咬合はとても重要。

  • #ケアなど、その他

    Q:;いろいろと整形して顔のバランスに違和感があります。どこを治せばマシになるか、丸投げしても大丈夫?気になる所を見つけてから行くべき?
    A:丸投げOK。希望の写真持ち込みOK。美容整形は漠然と、安易に行うものではありませんよ。

  • #ケアなど、その他

    【韓国での美容外科手術について、私見であり賛否もあるでしょうが一言】
    nativeあるいはそれ相当の韓国語か英語が話せればbetter。術前・術後コミュニケーションが取りやすい。その他は日本と同じかな。医師の技術は様々で術前のリスク説明、アフターケアについてしっかり確認しよう。

  • #ケアなど、その他

    当たり前の話だが、人間の身体は平面ではない。特に顔は局面の集合体である。たとえば頬に黒子や良性の腫瘍ができた場合、単純に切除して縫合すると、局面の形態を壊すことになり凹んだ傷になる。黒子を取った後にできた凹んだ傷で悩む患者さんは意外に多い。

  • #ケアなど、その他

    人からの評価って難しい。万人に好かれることは無理。スタッフや患者さんからネットで「声が大きい、高圧的だとか書かれていますよ」と言われる。 一方で業者から「悪い口コミ消します」というメールがくる。業者さんに頼んでまで消そうとは思わない。工作員は別としてそれが患者さんの評価だし。

  • #ケアなど、その他

    形成外科医や美容外科医のTwitter増えたな。これは患者さんと医師の間の距離が縮まってよいこと。遠隔診療に近い。一方で医師やクリニックが発言・態度・技術的なことで炎上・さらされる時代でもある。我々が名誉毀損だのなんだの言っても、悪質なものを除き、それは患者さんの評価。

  • #ケアなど、その他

    シミ治療を希望する患者さんから「女医さんにお願いしたい」と言われたことがある。あのね。私は日傘、日焼け止めなど人一倍肌に気を使っている。ちなみに私のかつての上司は女医さんだったが、手術はうまかったし、患者さんからの信頼も厚かった。私には超厳しかったが(笑)

  • #ケアなど、その他

    人は鏡に映る自分を本来の姿と思っています。時々写真に写った自分に違和感を覚えますよね。あの違和感こそが患者と医師の間のギャップを生む。人の顔は左右非対称で、その鏡像と生活しています、ところが医師は写真に写った(本来の自分)顔の整形をします。これに気付くのに時間がかかりました。

  • #ケアなど、その他

    ところでツイッター美容外科医や形成外科医が、実名、匿名問わず増えたな。いったい何人いるのかな。私がパチパチやっていたころは少なかった。それだけ有用なのだろう。ということは同業や整形アカの方々に対してはリスペクトし、発言には気をつけないといけないわな^_^

  • #ケアなど、その他

    最近カウセに整形アプリなるものや、Photoshopなどで自分の理想のイメージに加工して持ってくる方がいる。これは術者にはイメージとして参考になるが、実際にそうなるかは別。皮膚の厚さ、かたさなどは再現できないからだ。ここをよく理解しておかないと「こんなハズじゃなかった」になる。

  • #ケアなど、その他

    ワキガの手術ですが、皮弁法は数時間かかる。手術室を長時間占有するので、美容外科ではその時間を考慮し、割高になるのだろう。仕上がりはどれだけていねいに行い、術後しっかり固定するかによる。うすい植皮の状態になるので、運動刺激により収縮し汚くなる。安静が重要。

  • #ケアなど、その他

    鼻の厚い皮膚、まぶたの厚い皮膚を薄くすることは、残念ながらできません。これだけはどうしようもないのです。ただしプロはあれこれ工夫して、できるだけ改善の方向に持っていくようにはしているのですよ。

  • #ケアなど、その他

    先日患者さんと話している時、「この手術はリスクの方が高いけど、なんであえてやるの?」と聞くと、「リスクが高いのはわかる。でも少しでもキレイになれるなら、それで成功した人がいるなら、リスクが高くても、その可能性にかけたくなる」と。気持ちは痛いほどわかる。だけどなぁ~どうしよ。

  • #ケアなど、その他

    美容外科の手術はある意味自己満足。本人が成功と思えることが一番大事。医師と患者さんでイメージが共有できないまま手術を行えば、術後トラブルになる確率は高い。できないことをできると言わない。やってみたいもダメ。医師にも患者さんにも落とし穴はたくさんある。だから美容外科の手術は難しい。

  • #ケアなど、その他

    【最近カウセで思うこと】豊富な知識で核心をついた質問をする患者さんが多い。目、鼻の手術は、“医師によってこの部分のここが違う”など。浅くいい加減で短い説明はすぐ見抜かれるし、何ならそれを確認している気すらする。respectして望まないと。すごい時代だ。

  • #ケアなど、その他

    Q;丸山先生は関西で施術されることはありますか?
    A;月に三回大阪に出張していますが、眼科の病院でおじいちゃん、おばあちゃんを中心に眼瞼下垂のOPを行っております。藤沢で行った手術後の検診はこちらでも行っています。

  • #ケアなど、その他

    “曲線の美しさ”というものがあるが、これは瞼縁(目のアーチ)や、鼻孔縁(洋梨状鼻孔)、小鼻(ソフトなカーブ)などにも当てはまると私は考え、手術している。 手術によって生じた三角目(ワニ目)、コンセント鼻、すその鼻(溝の消失した直線状の小鼻)はきれいではない。曲線は重要だ。

  • #ケアなど、その他

    美容整形で大きく変えたい気持ちはよくわかる。しかし顔の組織には限りがある。しかも手術すればするほど組織はかたくなっていき、可動性が悪くなる。経験上、必要最小限度の整形に止めておくことがよいし、やればやるほど無限のループに入ってしまう。気をつけよう。