院長 Medical Director
丸山 成一 seiichi maruyama, M.D
取得資格
- 日本形成外科学会認定専門医
日本臨床皮膚外科学会認定専門医
日本レーザー医学会認定専門医・指導医
日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)
日本形成外科学会認定美容外科分野指導医
日本形成外科学会認定レーザー分野別指導医
日本形成外科学会認定領域指導医
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本美容外科学会(JSAPS)
※専門医掲載はこちらから確認 - 日本レーザー医学会
- 日本臨床皮膚外科学会
- 日本頭蓋顎顔面外科学会
- 日本口蓋裂学会
※2018年6月に厚生労働省より施行された「医療広告ガイドライン」に基づき掲載しています。
- ごあいさつ
- 経歴
- 学会発表
・講演 - 主な著書
・論文
ごあいさつ
インターネットやスマートフォンが普及し、誰でも簡単に美容医療に関する情報を入手出来るようになりました。患者様にとってためになる情報もたくさんありますが、一方で誇大広告など医師が見れば怪しいサイトも多数見受けられます。
患者様はそれら“正確な情報”あるいは“誤った情報”をもとに自分で選んだクリニックを受診されます。
しかし、「診察に行ったら法外な金額を請求された」、「当日手術を受けさせられた」、「説明とかけ離れた仕上がりだった」などのトラブルに見舞われることが増えているのです。何故そのようなことが起こるのでしょうか?
その原因の一つは、未熟な医師が増え、質の低い美容医療が行われていることです。日本では医師免許さえあれば誰でも美容外科医や美容皮膚科医を名乗ることができます。本来美容外科医とはアメリカの医療システムと同様、形成外科を長年修練した医師が厳しい審査をパスしなるべきものだと思います。
形成外科医は皮膚の扱い方、メスの使い方、縫合の仕方など一般の外科医とは比べものにならないぐらい高い技術を持っています。やはり研修医を終えてすぐに美容外科の世界に飛び込むことは、それらの技術が抜け落ちていますので非常にリスクがあり、結果的に患者様を不幸にしかねません。
もう一つの原因は、医師やクリニックが美容医療をビジネスとして捉えているので、クリニックを運営していくために無理をして患者様に治療を強要してしまうことです。“患者様第一と考えた満足のゆく医療を提供する”であったはずの本来の医療理念とかけ離れてしまっているのです。これらを是正するには医師一人一人が、襟を正さないといけないのではないでしょうか。
当院は湘南の地で開業し10年が経過しました。私はこれまで一般的な美容医療だけでなく、積極的に他院の修正治療もたくさん行っており、他府県からも患者様が来院されます。しかし、なかには修正できないような状態の患者様も診察することもあるので心が痛みます。美容医療は施術すれば誰でも綺麗になれる魔法の医療では決してありません。
患者様自身も医師やクリニック選びは慎重になって、セカンド・オピニオン(一人の医師の意見だけを聞くのではなく、他の医師の意見も聞きより正確な情報を仕入れる)を実践するなど、安易に美容医療を受けるのではなく、一度は冷静になって検討することを心がけましょう。大切なお身体ですので、決して後悔することがないようにしましょう。