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傷跡修正

施術カテゴリー

症例写真

施術名形成外科・美容外科による縫合と一般外科の縫合の違い

施術前(正面)写真 施術前(段差あり)写真 施術後(再縫合)写真

Before (正面)

Before (段差あり)

After (再縫合)

症例解説

サーフィン中のサーフボードによる裂傷で、救急病院を受診し、止血目的で粗く縫合した状態。施術前の写真では縫合部の段差が目立つため、当院で再縫合しました。 真皮縫合をして段差を改善し、さらに細かく表皮縫合を行いました。

◆リスク・副作用・合併症

縫合による傷跡修正

内出血、腫脹、感染、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

料金

顔面 1cm×¥88,000
1cm×¥55,000
■各種移植術代(傷跡の長さ×何cm+移植術代)
凹んだ傷(陥没変形)に対する耳介軟骨移植 ¥220,000
真皮移植術 ¥165,000
真皮脂肪移植術 ¥220,000

■傷が1cm未満の場合は、1cmの長さとして計算させていただきますのでご了承ください。

■他院で一度、傷跡修正を行っている場合は、難易度により他院修正代が別途加わる場合がありますので、医師にご確認ください。

■傷跡(瘢痕やケロイド)を予防するための薬を約3~6カ月間、服用していただく場合があります。その場合はお薬代が別途かかります。詳細はお問合せください。

傷跡修正の概要

施術前 施術直後 2週間後
吹き出物の跡を修正します 細かく縫う事で経過が良くなります 赤みが盛り上がり目立ちますが…
1カ月半後 4カ月半後 1年後
赤みが徐々に引いています 赤みが落ち着いてきました 目立たなくなりました

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。

『傷はなぜ傷跡として残るのか』。たとえば出血を伴わないひっかき傷は、傷の深さが表皮内にとどまるため、傷跡として残りません。しかしそれ以上傷が深くなる、つまり表皮より深いレベルの真皮まで傷が到達すると傷跡として残ります。
傷跡が残るかどうかの一つの目安になるのが、出血の有無です。出血したということは、血管が豊富に存在する真皮層まで傷が到達したことを意味します。真皮層には線維芽細胞が存在し、コラーゲンを産生して傷を修復します(創傷治癒)。しかし創傷治癒は、全くもとの状態の皮膚を作るわけではなく、傷跡として修復されるのです。当院ではこれらを評価し、傷跡修正を行うことで現状より改善させるように心がけています。

治療対象となる傷跡

  •  ケガや事故の傷跡
  •  引きつれた傷(瘢痕拘縮)
  •  盛り上がった傷(肥厚性瘢痕;ケロイドと見間違えることが多い)
  •  凹んだ傷跡
  •  他院で受けた傷(重瞼線、目頭切開、小鼻縮小、人中短縮などの傷跡)が目立つ
  •  リストカットの跡
  •  水ぼうそうやニキビ跡
  •  帝王切開の傷跡

※ケロイドは腫瘍性に傷の範囲を超えて広がるため、放射線治療が必要な場合があります。

真皮縫合と瘢痕拘縮形成術(Z形成術・W形成術)

真皮縫合

形成外科や美容外科(特に形成外科を学んできた医師)では、ナイロン糸を使用して表面を縫合(表皮縫合)するだけでなく、傷に長期的なtension(緊張)が加わることを避けるため、「真皮縫合」と呼ばれる特殊な縫合を行います。「真皮縫合」とは表皮のすぐ下にある真皮層を互いに縫合することで、傷への長期的なtension(緊張)を予防し、傷を目立たなくするために行うものです。
真皮縫合を行った糸は通常抜糸せず、表皮縫合のナイロン糸のみを抜糸します。

*体内に真皮縫合を行ったナイロン糸は残りますが、通常問題はありません。まれに排出されて出てくる場合があり、そのような場合は抜糸します。またごくまれに排出された糸に感染を起こし縫合糸膿瘍になる場合がありますが、適切に処置すれば問題ありません。

真皮縫合手順1

 表皮の部分を鑷子というピンセットでつまみ、ひっくり返します。そのまま下から上に向かって、 真皮の深い層から浅い層に向かって針を出します。

真皮縫合手順2

 今度は上から下に向かって、真皮の浅い層から深い層に向かって針をすすめます。

真皮縫合手順3

 2の状態で糸を結ぶと、結び目が組織の中に埋まります。

真皮縫合手順4

 皮膚同士がくっつき、表に糸は出てきません。

瘢痕拘縮形成術:Z形成術

z形成術

傷によってひきつれが生じる(A点とB点の距離が縮まる)ことを瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)と呼びます。拘縮を解除するためには、A点とB点の距離を延長する必要があります。その時使用するテクニックがZ形成術です。Z形成術の効果には以下の効果があります。

  • ①2点間の延長
  • ②直線を分断する効果
  • ③位置の変換
  • ④山を谷に、谷を山にする効果(四面体効果)

Z形成術の効果①や②は拘縮解除や予防として瘢痕拘縮形成術で、③位置の変換は小鼻縮小や下眼瞼外反などの修正で、また④四面体効果は目頭切開や陥没乳頭などの治療で役立ちます。

下顎の稜線(赤い点線)に直交する傷があり、拘縮のために凹んでいます。このような場合は①2点間距離の延長、②直線の分断による拘縮解除と予防、③位置の変換による下顎稜線の復活、④四面体効果による凹みの改善とZ形成術の全ての効果を期待して行います。

瘢痕拘縮形成術:連続Z形成術

連続Z形成術は、長い傷で引きつれがあるものに行います。手・足・ワキなど関節にまたがる熱傷後瘢痕拘縮、帝王切開や開腹手術後の傷跡に実施し、より高い延長効果が期待できます。

瘢痕拘縮形成術:W形成術

頬や前額部など顔の曲面に傷跡がある場合、皮膚のシワと直角に交わるように認める傷跡に有効です。W形成術は、アコーディオン効果による拘縮の予防や、シワと直角に交わる傷を分断して縫合創の一部をシワと平行にする(シワに沿った傷にする)ことで目立たなくする方法です。

耳介軟骨移植術

凹んだ傷跡(陥凹変形)に対する耳介軟骨移植術

凹んだ傷はお化粧では隠れません。凹みによって光の屈折率が変わるので、太陽光や蛍光灯などの下では影になり、より目立ちやすくなります。
特に頬や眉間などの曲面は、凹みがあれば単純に縫合しても写真のボールのように中央部は凹みます。凹みの直径が大きいほど、単純に縫合すれば、余計に深い凹みになります。また水ぼうそうの跡やニキビ跡、ほくろ(黒子)除去など施術後の凹みは、激しい炎症や物理的欠損により組織が足りない状態です。そこで当院では比較的やわらかく、曲面に合うようなカーブのある耳介軟骨(耳甲介の軟骨)を移植し、陥凹変形に対する治療を行っています。

眉間の凹み(水疱瘡跡)

頬の凹み(ニキビ跡)

顎の凹み(黒子除去跡)

ドッグイヤーの見本ボール ドッグイヤーの見本ボール ドッグイヤーの見本ボール

採取する耳甲介の軟骨は耳の後ろから採取します。軟骨を移植し脂肪弁でカバーします。

軟骨を移植することで足りなくなった組織が補充され、凹みは改善。新たな凹みの予防にもなります。

施術前 施術後1ヶ月 施術後5ヶ月

Before

After (1カ月後)

After (5カ月後)

写真のように水ぼうそうによって凹んだ傷跡も、軟骨移植によって改善します。
※軟骨移植の適応の可否は診察によって判断しますのでご了承ください。

傷跡修正後のケア

運動刺激の予防

傷の可塑性(かそせい)について、おもちにたとえて説明しましょう。つきたてのおもちはやわらかく、よく伸びます。これが「可塑性がある」状態です。逆にカチカチにかたくなったおもちは伸び縮みしません。これは「可塑性がなくなった」状態です。傷ができた後3~6カ月は可塑性がある、つまりつきたてのおもちのように、どのようにも動きます。
特に口や鼻の周辺、関節周囲は運動刺激が加わることや可塑性によって傷の幅が広がる、ふくらむ、凹むなどします。つまり手術終了時にはきれいだった傷が、運動刺激と傷の可塑性によって目立つ傷になってしまうのです。 そのため当院では、3~6カ月は傷のテープ固定を推奨し、特に口や鼻の周辺、関節周囲の手術後のテープ固定は必須としています。 関節周囲で傷のきれいさを求める方には、ギプス固定を推奨しています。

*小鼻(鼻翼)縮小、人中短縮、口周辺の手術、手や足の関節周囲などは、運動刺激予防が必須です。
*ギプスは着脱式で入浴時などは取り外していただきます。

ボトックスの使用について

ボトックスには一時的に筋肉の動きを抑制させる働きがあります。当院ではその特性を利用し、傷跡修正の術後、傷の安静を保つためにボトックスを使用する場合があります(眉間など、ボトックスを注入できる部位に限ります)。
→ボトックスについてはこちら

日焼け防止

傷に対する日焼け止め塗布は必須です。PA++、SPF30の日焼け止めクリームを使用して、日焼け防止に努めましょう。

内服治療

傷の赤みを予防するために、術後3~6カ月のトラニラスト内服を推奨しています。

ドクターメモ

肥厚性瘢痕とケロイドの違い

よく赤く盛り上がった傷をケロイドと勘違いしている方が多いのですが、そのほとんどが肥厚性瘢痕です。ケロイドは好発部位があり、耳、肩、上腕、前胸部、下腹部で、原則として顔面には生じません。またケロイドの最大の特徴は傷の範囲を超えて広がっていくこと。たとえば「帝王切開の跡が広がって痛みがある」、「胸にニキビができて大きくなった」、「BCGの跡がつながり大きくなった」などという場合はケロイドです。

<肥厚性瘢痕とケロイドは見極めが重要です>

★肥厚性瘢痕:傷の範囲を超えずに赤く盛り上がります。数カ月で赤みが引き、平らになります。肥厚性瘢痕は待てば改善しますが、改善しない場合は手術を行います。

★ケロイド:傷の範囲を超えてミミズ腫れのように大きくなります。自然軽快は期待できず、痛みを伴うためにケナコルト(ステロイド)注射が有効です。手術は悪化する可能性が高いので、避ける、あるいは手術後に放射線を照射します。

身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい)とは

■ 身体醜形障害(body dysmorphic disorder:BDD)とは

身体醜形障害は「一つ、またはそれ以上の外見上の欠陥や欠点にとらわれるが、それは他人には認識できないかできても些細なものに見える。そのとらわれに対し、繰り返し行動や精神的行為などで無駄に時間を費やし、社会的機能障害を引き起こす」と定義されています。
身体醜形障害になりやすいのは、次のような性格の方たちです。

  • 完璧主義、妥協しない
  • 負けず嫌い
  • 頑固である
  • 周囲からの肯定的な意見や評価(「きれいですね」「格好いいですね」「全然気にならない」など) を受け入れることができない
  • 自己評価や自己肯定が著しく低い

(※参考 【日本精神神経学会:DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル】  医学書院,東京,2014)

■ 実は美人やイケメンに多い身体醜形障害(BDD)

身体醜形障害は先に挙げた性格の方たちがなりやすく、またその性格ゆえに誰にも相談できず1人で悩んでしまいがちです。身内や友人に相談して「大丈夫だよ」「そんなことは全然気にならない」と言われても、ご自身は納得できません。人によっては「自分のことを傷つけないように気を使っているだけ」「自分を励ましているだけだ」と、相手のことばを否定的に捉えてしまうこともあります。しかし実は、身体醜形障害に悩んでいるのは“容姿が整っている”、“頭脳明晰”など、“他人からうらやましがられるような存在”である場合が多いのです。

■ 身体醜形障害(BDD)の原因は?

身体醜形障害の原因としては、次のようなことが考えられます。

  • 幼少期に、容姿について家族や友人から言われたネガティブなことばや表現がいつまでも心に残ってしまっている
  • 幼少期から親の愛着を受けていないため、安心して過ごせる環境がなかった
  • 幼少期の母子関係で母親との関係がうまくいっていない。あるいは母親との関係はうまくいっていたが、母親への憧れが強く、母親と自分を比較してしまう
  • 兄弟・姉妹などに容姿が恵まれた人、あるいは頭脳明晰な人がいて、家族や周囲の人から比較された経験がある

■ 身体醜形障害(BDD)の方に特徴的な「確認行動・反復行動」

身体醜形障害の方には共通した特徴的な行動があります。これを確認行動、反復行動と呼びます。確認行動・反復行動は「家の鍵を閉めたかどうか不安になり、何度も確認する」というような強迫症状の一種です。 確認行動・反復行動の典型的な例を挙げておきましょう。

  • 鏡を繰り返し見る
  • ネット検索を繰り返す
  • 写真を撮る(自撮り)
  • ドクターショッピングを繰り返す
  • 自分の気にしている部分を他人から見られている気がして、マスクを外すことができない
  • 治療に関する費用や労力をおしまない(遠方からでも受診する)傾向がある

■ 安易な判断で治療を開始し、手術を繰り返すのは危険です

身体醜形障害の方は「治療に関する費用や労力をおしまない」傾向があり、治療を早めに開始する人が多いでしょう。そして「手術に完璧を求める」のも身体醜形障害の方の特徴です。そのため結果にあまり満足できず、何度も手術を繰り返そうとします。 たとえばアメリカのあるスーパースターを例にお話しましょう。彼は歌もダンスも見事で、容姿もとくに問題があるとは思えませんでした。しかし彼は自分の鼻の形が気に入らず、整形手術を繰り返しました。おかげでとてもきれいな鼻の時期があったにもかかわらず、「これではまだ満足できる状態ではない」と完璧を求めてさらに整形を繰り返し、結果的に鼻の形態を悪くしてしまったのです。
手術にはリスクがつきものです。手術を何度も繰り返すということは、それだけトラブルになるリスクも、出費も増えてしまいます。「もっときれいになりますよ」ということばを信用して、繰り返し高い手術費を払う、いわゆる“鴨ねぎ”状態になっている人も少なくありません。

■ もしかして「身体醜形障害(BDD)」かも、と思ったら…

身体醜形障害の方にとって大事なのは「自己を受け入れ、安心できる環境に身を置くこと」です。自分の行動をチェックして「もしかして身体醜形障害かも…」と思ったら、鏡を見る回数を少なくする、自撮りやネット検索を控えるなどの確認行動や反復行動をできるだけ減らすよう心がけましょう。 特にネット検索では、SNSなどのタイムラインに次々と美しいモデルや女優の画像が流れてきます。その画像を取り込み、モデルや女優の容姿に憧れをもつのはかまいません。でも「手術を受ければ、自分も同じようになれる」と思い始めたら要注意です。
鏡で確認している女性のイメージ

■ 「身体醜形障害(BDD)かも」と思って受診したら、どんなことをするの?

自己評価や自己肯定が低く、自分の容姿を常に否定的に見るため、身体醜形障害(BDD)の方は美容外科クリニックを受診することが多いものです。身体醜形障害の傾向が見られる場合は、当院では次のような対応を取っています。

1. 複数回カウンセリングを行う

院長が診察して身体醜形障害(BDD)の症状が強いと判断した場合、成人でも身内あるいは親友など、第三者と一緒にカウンセリングを受けていただきます。そして医師・患者様ご本人・第三者が納得した場合のみ、治療を行います。

2. 手術を行う場合、過剰に期待しないこと

カウンセリングを繰り返して手術を受けることになった場合、「手術を受けても、自分の思い描いていた通りの結果になるとは限らない」ことを理解し、治療結果に期待しすぎないことが大切です。また手術には合併症やリスクが存在することも覚えておきましょう。

■ まとめ

その症状が周囲の人々には理解されにくいため、誰にも相談できず一人で悩んでいる身体醜形障害(BDD)の方が意外にたくさんいらっしゃいます。 身体醜形障害は幼少期に愛着を受けずに育ち、安心して自分の身を置く環境がなかったことなどが原因で起こります。その結果として、自己評価や自己肯定感が低く、自分の容姿を常に否定的に見るようになるのです。身体醜形障害の方が美容外科クリニックを受診するのは、手術を受けることで満足感や達成感を得ようとするためと言ってよいでしょう。 信じがたいことですが、身体醜形障害(BDD)のことを知らない医師が数多く存在します。きちんとした診断もせずに手術を行い、身体醜形障害(BDD)の症状をより悪化させてしまうケースも少なくありません。 今はSNSが普及し、自分の憧れの容姿、理想の顔などの写真が簡単に手に入る時代です。そのため理想はどんどんふくらみ、理想の顔と自身の顔とのギャップがわからなくなり、手術を繰り返しても満足が得られないということが起こっています。
美容外科手術は100点満点の容姿、完璧な顔を求める手段ではありません。今の自分を肯定するため、そして人生をよりよくするための手段の一つが美容外科手術、そんなふうに視点を変えて治療を受けていただけるとよいと思います。

毛穴の開いている部分でのほくろ(黒子)切除の注意点

鼻尖部や頬部は毛穴が開きやすく、皮脂がたくさん出ます。そのためこの部分は湿潤環境(湿潤環境は傷がきれいに治るための絶対条件)になりやすく、傷ができてもきれいに治りやすいでしょう。
しかし、時々凹んだ状態で治る場合もあります。それはニキビや水ぼうそうの跡、ほくろ(黒子)除去後です。もともと毛穴の開きが多く、さらに毛穴の部分の皮膚表面が凹んでいる状態で、強い炎症によって組織が破壊されると、いくら湿潤環境とはいえ凹んだ状態で治ります。

また、鼻尖部や頬部でもともと毛穴の開きが目立つ場合は、手術の際に毛穴の状態を意識してメスを入れる必要があります。たとえばほくろ(黒子を)除去する場合、イラストAのように毛穴のBottom(一番下)で切除して縫合すると凹みます。そのため、Bのイラストのように、毛穴の縁で切除して縫合して凹む可能性を低くするのです。 ※鼻尖部や頬部に縫合創ができる場合は、術前に凹む可能性があることをご理解ください。
※鼻尖部では、縫合直後の傷はとてもきれいですが、抜糸後に傷がジュクジュクして開いたように見えます。この時期に焦って再縫合しても、同じことの繰り返しになります。軟膏処置などを行い、湿潤環境をしっかり整えるときれいになるでしょう。

よくある質問

凹んだ傷にレーザーやヒアルロン酸注入は有効ですか?

かたい組織に置き換わっているため、創傷治癒効果は期待できません

凹みの傷に対するフラクショナルレーザーやヒアルロン酸注入などに対して私は懐疑的で、行っていません。理由はその凹みが瘢痕というかたい組織に置き換わっているためで、レーザーで小さな穴を無数にあけて創傷治癒を促しても、瘢痕が深ければ届きませんし、そもそもそのかたい組織には負けます。またヒアルロン酸注射は、傷の周囲のやわらかい組織だけが盛り上がり、本来盛り上げたい凹みの部分の傷が余計に凹んだように見えます。

リスク・副作用・合併症

■縫合による傷跡修正

内出血、腫脹、感染、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

■傷跡修正+耳介軟骨移植術

内出血、腫脹、感染、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また軟骨採取部は耳介後面・耳甲介(耳珠)に傷跡ができる、耳介の感覚鈍磨、疼痛、耳甲介もしくは耳珠の変形などが考えられます。

■傷跡修正+真皮移植術

内出血、腫脹、感染、壊死、カテラン針使用時は針穴跡が残る可能性がある、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また真皮採取部は移植部と同様のリスク・副作用・合併症が起こる可能性があります。

■傷跡修正+真皮脂肪移植術

内出血、腫脹、感染、壊死、カテラン針使用時は針穴跡が残る可能性がある、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、修正前より目立つ、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また真皮脂肪採取部は移植部と同様のリスク・副作用・合併症が 起こる可能性があります。

■ダーマペンを用いたニキビ跡修正

内出血、発赤、腫脹、痒み、疼痛、炎症性色素沈着、瘢痕形成、ケロイド形成、 自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

■ケナコルト注射によるケロイド・肥厚性瘢痕治療

ざ瘡(吹き出物)、多毛、脱毛、色素沈着、皮下いっ血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化(皮膚が薄くなる)・脆弱化、色素脱失、脂肪織炎(脂肪組織に炎症が起こる)、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

■シワ+真皮移植術

内出血、腫脹、感染、壊死、シワが残存する、カテラン針使用時は針穴跡が残る可能性がある、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また真皮採取部は移植部と同様のリスク・副作用・合併症が起こる可能性があります。

■シワ+真皮脂肪移植術

内出血、腫脹、感染、壊死、シワが残存する、カテラン針使用時は針穴跡が残る可能性がある、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。また真皮脂肪採取部は移植部と同様のリスク・副作用・合併症が起こる可能性があります。

メール問合せについて

メールでお問い合わせをされる方へ、院長からのお願い

「この傷は修正できますか?」。これは傷跡修正ご希望の患者様からいただくメールによく書かれている文章です。しかし情報が少なすぎるとお返事がむずかしいので、お問い合わせの際には「傷ができた時期」「原因や経過」などとともに、写真(*)を添付していただけると、ある程度までは回答できます。
ただ詳細に現在の状態を記入していただいても、診察しないと正確な回答はできません。また実際に診察してみると、メールでの情報と実際の状態が全く異なっていたケースも過去にはありました。料金の問い合わせに関しても同様で、実際に診察しないと正確な料金はお伝えできません。そのため当院では診察後にお見積りを提示しています。また当日の手術は基本的にお断りしています(※)

※過去に遠方から来られた患者様で、当日治療を希望されていましたが実際に診察したところ、手術ができないというケースがありました。そのような場合、他の患者様のご予約を入れることができず、その時間が空いてしまいます。そのため、当日手術は誠に申し訳ございませんがお断りしております。

診察のご予約をされた方で、既往歴(手術日、術式など)や状態について医師に伝えたいことがたくさんある場合は、下記メールにてその経緯・経過と写真を送付してください。診察時間を有効に使えます。

info@hills-beauty.com

*写真はできるだけ解像度が高く鮮明なものを送ってください。顔であれば、通常時と、表情を作った時の傷の状態を送付してください。(例:小鼻縮小術後の傷跡であれば、①通常の状態、②「い~」の状態、③「う~」の状態をそれぞれ撮影し送付してください。)

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(参照:2006年~2021年調べ)

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