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経結膜下脱脂法

施術カテゴリー

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施術名

経結膜下脱脂法+他院修正

  • 施術前

    Before

  • After(1.5カ月後)

※before & afterの画像は、参考画像であり効果や満足度は症例により異なりますのでご了承ください。
※ リスク・副作用・合併症は下記を参照してください。

料金(税込)

経結膜下脱脂法 両側 ¥275,000

経結膜下脱脂法の概要

  • 目の下のたるみとり:経結膜下脱脂法イラスト:目の下の断面図

    目の下の断面図(通常)

  • 目の下のたるみとり:経結膜下脱脂法イラスト:正面の解剖図

    正面の解剖図

  • 目の下のたるみとり:経結膜下脱脂法イラスト:目の下のたるみ(断面図)

    目の下のたるみ(断面図)

目の下の脂肪(眼窩脂肪)は、 3つの区切られた部屋(眼窩隔膜内)の中にあります。加齢によって眼窩隔膜がゆるむと脂肪が前方に張り出し、裏側から皮膚を押してクマやたるみが生じます。
経結膜下脱脂法では、下まぶたの裏側から張り出した脂肪を除去します。張り出しは内側(目頭側)が強く、内側、真ん中と除去し、外側は基本的に除去しません。

手術適応の見極め

下まぶたに眼窩脂肪による膨らみやクマがあるが、シワがあまり目立たない場合が適応です。

眼窩脂肪+たるみ+シワが目立たない
 → 『経結膜下脱脂術』

ただし目の下のたるみやクマを認める場合、最終的には診察しての判断になりますが、ハムラ法や下眼瞼除皺術の適応になる場合もあります。

眼窩脂肪+たるみ+目の下の凹み
 → 『眼窩脂肪再置換;ハムラ法』

たるみ+シワが目立つ
 → 『下眼瞼除皺術』

眼窩脂肪+たるみ+シワが目立つ
 → 『眼窩脂肪除去を含む下眼瞼除皺術』

下まぶたの脂肪・クマ

方法

前頭筋つり上げ

 手術は局所麻酔で行います。結膜側に約5mm粘膜を切開します。

前頭筋つり上げ

 丁寧に止血をしながら、内側(目頭側)と真ん中、2つの部屋から眼窩脂肪を引き出します。取り過ぎないように何度も確認しながら、ほぼ均等に除去します。
※糸が眼球を傷つけるため、粘膜は縫合しません。

テープ保護

  • 下まぶたのテーピング手順イラスト

    タリビット点眼薬を点眼

  • 下まぶたのテーピング手順イラスト

    目の下にカラヤヘッシブシートを貼る

  • 下まぶたのテーピング手順イラスト

    肌色のテープを貼る

図①②のテープは目頭から目尻にかけて貼ります。

術後に注意すること

目の周囲は血管が豊富で、皮膚が薄く腫れやすいので、以下の事に気をつけてください。

  • 術後2~3日は血液循環がよくなること(入浴・飲酒・激しい運動など)は避けてください。
  • 術後最低3週間はコンタクトレンズの使用を避けてください(ハードコンタクトレンズの長期使用は、眼瞼下垂の原因になる可能性があるのですすめません)。
  • 術後3週間はお化粧を避けてください。こするなどの刺激により、傷が汚くなるのを防ぐためです。

よくある質問(当院・丸山院長の回答)

経結膜下脱脂法と下眼瞼除皺術、どの方法を選べばいいの?

年齢やシワ、たるみの有無などで、適応が異なります

20~40代と比較的若い年齢で下眼瞼にシワがほとんどなく、眼窩脂肪が張り出している場合は、経結膜下脱脂法の最もよい適応です。眼窩脂肪を除去するだけで皮膚の膨らみが改善され、ほとんどシワになりません。また下まぶたの裏側から脱脂を行うので、皮膚表面が傷つかず抜糸の必要もありません。
一方、50代以上で下眼瞼にシワとたるみを認める場合は、下眼瞼除皺術または眼窩脂肪除去を含む下眼瞼除皺術の適応になります。皮膚の表面を切開するので、抜糸が必要です。

ドクターメモ~もっと知りたい施術の豆知識~

Doctor memo 1

なぜ、目の下にクマができるのか

目の下のクマは、一般的に以下のような原因で生じます。

  • ①ストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの変化などによる血行不良(血流の停滞)
  • ②色素沈着
  • ③皮膚のたるみなど、加齢による変化
  • ④眼窩隔膜のゆるみによる眼窩脂肪の張り出し

①が原因であれば、十分な睡眠や休養をとり、ホルモンバランスを整えることが改善につながります。
②が原因であれば、内服治療やフォトフェイシャルm22が有効です。
③や④が原因で目の下に凹凸ができると、その陰影がクマのように見えます。この場合は外科的治療の経結膜下脱脂術や下眼瞼除皺術または眼窩脂肪除去を含む下眼瞼除皺術が適応になります。

リスク・副作用・合併症

内出血、腫脹、結膜出血、左右差、予定外のシワが生じる可能性がある、凹みや影ができたようにみえる、下眼瞼陥凹、流涙(涙が鼻腔に流れない)、眼瞼結膜の瘢痕形成(白い傷跡)、自分が想像していた結果と異なる、などが考えられます。

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