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美容外科の麻酔

麻酔の種類

麻酔には大きく分けて局所麻酔と全身麻酔の2つの方法があります。中枢神経系統に作用し無痛状態にすることが全身麻酔で、簡単に言えば患者様は無意識、無痛、筋肉が弛緩し眠っている状態です。
一方で末梢神経に作用し、無痛状態にすることが局所麻酔で、患者様の意識はある状態です。

◆ 局所麻酔:表面麻酔、局所浸潤麻酔、伝達麻酔(硬膜外麻酔など)

◆ 全身麻酔:静脈麻酔、吸入麻酔

当院の麻酔

当クリニックでは、施術方法や施術時間によって麻酔を選択しています。『肋骨除去術(肋軟骨除去)』、『腹壁形成術』、『乳房縮小術・乳房つり上げ術』、『エラ削り』、『オトガイ骨切り』、『頬骨縮小術』、『肋軟骨もしくは鼻中隔軟骨を移植する鼻中隔延長』は全身麻酔により手術を行います。
上記以外の施術は原則、局所麻酔で行っています。理由は術中に仕上がりを確認していただくためです。特に鼻の手術では形態、ミニリフト・ミドルリフト・フェイスリフトでは引き上げ具合を施術中に患者様に確認していただくことで、安心していただけます。

局所麻酔

表面麻酔(麻酔クリーム)

■一般名
リドカイン・プロピトカイン配合剤クリーム

■商品名
エムラクリーム

当院では首のイボ、リサーFXの全顔治療、ダーマペン4に使用します。麻酔クリームを塗布し、リサーFXは約45分~60分間、ダーマペン4は約60分間おいて施術します。

表面麻酔(点眼麻酔)

■一般名
オキシブプロカイン塩酸塩液

■商品名
ベノキシール点眼液 0.4%
当院では挙筋法(埋没法)、眼瞼下垂など目の周囲の施術を行う際に使用します。

局所浸潤麻酔

■一般名
リドカイン塩酸塩・アドレナリン注射液

■商品名
キシロカイン注射液「1%」エピネフリン(1:100,000)含有
当院で行う治療のほとんどは局所麻酔で行います。麻酔液を施術部位に細い針を使って注射し、施術部分を痺れさせて痛みをなくします。

全身麻酔

静脈麻酔:全身麻酔の導入および維持のために使用します。マスク換気や挿管による気道確保を併用します。

静脈麻酔薬
【一般名】プロポフォール注射液【商品名】1%プロポフォール注射液
【一般名】ミダゾラム注射液【商品名】ミダゾラム注射液10mg
筋弛緩薬
【一般名】ロクロニウム臭化物注射液【商品名】エスラックス静注50mg
【一般名】ベクロニウム臭化物静注用【商品名】マスキュレート静注用4mg
鎮痛薬
【一般名】フェンタニルクエン酸塩注射液【商品名】フェンタニル注射液0.1mg
【一般名】レミフェンタニル塩酸塩注射用/レミフェンタニル静注用2mg
【一般名】ペンタゾシン注射液【商品名】ソセゴン注射液15mg
吸入麻酔薬
【一般名】セボフルラン吸入剤【商品名】セボフレン吸入麻酔液
吸入麻酔は気道確保が必須で、マスク換気と気管チューブによる換気(気管内挿管)により気道を確保し、麻酔薬を体内に送ります。手術時間が2時間以内や仰臥位で行う体表・四肢の手術ではマスク換気を行います。一方で2時間を超える長時間の手術は気管内挿管が必須です。

麻酔の方法

点眼麻酔

眼の施術を行う際に点眼し、眼の表面を麻酔します(針を使いません)。

局所麻酔

表面麻酔は麻酔クリームや点眼麻酔を行い、それぞれ適切な時間をおいて施術を行います。麻酔クリームであれば数十分、点眼麻酔なら数分待ちます。浸潤麻酔は手術箇所周囲にリドカイン塩酸塩・アドレナリンを注射して、数分待って執刀します。個人差はありますが、2時間近く痛みが除去されます(ただし触覚は残ります)。
手術中に痛みが生じる場合は、浸潤麻酔薬を追加して痛みをコントロールします。
※お酒に強い方は麻酔効果が短いと言われています。

全身麻酔

静脈麻酔や吸入麻酔で意識をなくし、筋弛緩薬で全身の筋肉を弛緩させ、気管チューブを挿入(気管内挿管)します。その後は人工呼吸器で管理します。また手術箇所には執刀する前に局所麻酔を行うことで、手術後の痛みを軽減させることができます。

*全身麻酔薬は様々なものがあり(それを麻酔補助薬ともいいますが)それらを併用することで、吸入麻酔薬の濃度が減り、麻酔自体の危険性を減らします。

料金(税込)

塗布麻酔(麻酔クリーム使用) リサーFXやダーマペン4など肌再生治療 ¥3,300
首イボなどエリア治療 1エリア¥3,300
点眼麻酔 無料
局所麻酔 炭酸ガスレーザー使用時の黒子・イボ治療 ¥550
炭酸ガスレーザー使用時の刺青(タトゥー)の治療場合のみ ¥3,300
全身麻酔(日本麻酔科学会認定専門医の麻酔科医が行います) ¥110,000
静脈麻酔(日本麻酔科学会認定専門医の麻酔科医が行います) ご確認ください

麻酔後について

リカバリールーム

手術が終わった後は、リカバリー室でゆっくりお休みいただきます。体調が万全になったことが確認できたら帰宅となります。
近年、麻酔薬・麻酔技術の進歩により、全身麻酔を行っても患者様は手術当日に帰宅できるようになりました。

ドクターメモ~もっと知りたい施術の豆知識~

Doctor memo 1

麻酔を行う先生は学会認定の麻酔科専門医ですか?

麻酔科医の不足やコスト削減のために、産科の無痛分娩や美容外科の全身麻酔で、麻酔科医師とは異なるその科の医師が麻酔を行っている施設があるようです。そのため麻酔の知識や経験が乏しいために麻酔事故などもたくさん起こっています。特に美容外科医が麻酔をかけながら手術を行うことは大変危険です。必ず全身麻酔を受ける際には確認しましょう。当院ではそのようなことが起こらないように、局所麻酔以外の麻酔の導入・管理には、日本麻酔科学会認定専門医が麻酔を行います。

麻酔科医
Doctor memo 1

麻酔アレルギー

人によって食物アレルギーがあるように、まれに麻酔薬にもアレルギー反応を起こす方がいます。アレルギーの症状は動悸や息切れ、目の充血や皮膚の紅潮などがあげられます。
過去に、歯科治療などで局所麻酔を行い、気分が悪くなった経験がある方は、カウンセリング時に医師またはスタッフにお伝えください。

麻酔アレルギー

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